柴田カイロ 院長のひとりごと
診療に関係有ること無いこと、日々綴ってまいります。 傾向としては、食いしん坊日記?(笑) 柴田カイロのHPともども可愛がってやってくださぁ~い。
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インドメタシンの功罪
仕事柄、消炎鎮痛剤には、いろいろと関わりがあります。
患者さんとの会話の中でも頻繁に現れる薬剤です。
個人的にも、職業病的な症状がけっこう有りますから、ときおり使用しています。
この年末年始は、とても仕事が忙しかったせいで、ちょいと手関節あたりに炎症性の辛さが目立ちましたのでインドメタシン含有の有名どころ商品を処方どおりに使用していました。
ちょっと頻繁に使っていたのですが、気が付けば手掌の真ん中が凹んでいるように見えます。??
不思議に思いながらも生活していましたら、起床時に手の平が痛~い!
日々の痛みも引いてきていたので、消炎も上手く行っていると楽観していた矢先でした。
そのうち、仕事中にも関節のあちこちや、手関節に関わる筋群にも極度な運動後の筋肉痛のような症状が目立ちます。
もともとの関節炎の痛みを感じていた箇所とは別の箇所です。
消炎がうまく治まっていれば、関節周辺の痛みは治まるはずですし、まして離れた箇所の筋肉に痛みが生じているのも疑問です。
そこで、ググッてみましたら、なかなか興味深い事実が判りました。

筋組織は、トレーニングなどを一生懸命続けたり、アクシデントで傷めたりなりすると、筋組織を増殖させて傷めた箇所を修復しようとして、様々な作用が起こります。
その過程の中に、プロスタグランジン合成がたかまることがあります。
この物質は、筋組織の修復発達には欠かすことができない物質ですが、反面分泌に伴い痛みを生じます。(いわゆる運動後の筋肉痛です)
インドメタシンは、このプロスタグランジン合成を抑制することで、痛みの減少を行います。
プロスタグランジン合成の抑制は、筋組織の痛みを軽減消失とともに、筋組織の再生も抑制してしまいます。

発症の最初頃は、有る程度の炎症を生じているための痛みなので、インドメタシンの有効成分により、痛みが減少傾向に転じます。
急性の炎症が原因の場合、程度が軽ければここで消炎と組織の再生(痛めた個所が治る)がかみ合い、治癒に向います。

痛みがぶり返すなどして、慢性症状に陥り、インドメタシンを長期使用し続けると、本来の炎症とは別に筋組織の脆弱性(筋組織の再生不良)を原因として、筋力低下による痛みが現れます。
炎症を抑えようとインドメタシンを多用し続けたがために、プロスタグランジン合成の阻害が必要以上に続けられたため、筋組織の再生が出来ずに筋組織が痩せてきて、どこかの時点で極度な筋力低下を招いていて、「気が付かずに通常の仕事をこなしていたら、思った以上に弱った筋組織に無理をさせ続けていた」 と言うことなのだそうです。

総括しますと、インドメタシンを長期多用し続けた場合は、潰瘍の危険やアレルギーなどの通常の副作用の他、使用している箇所の筋組織の萎縮も有り得るということですね。

筋組織再生には、痛みを伴うということは重々承知のつもりでしたが、落とし穴でした。
捻挫や寝違い、ぎっくり腰などの急性症状には、とてもありがたい薬剤ですが、長期多用は厳に控えるべきですね。

ちなみに、現時点での僕は、インドメタシンの代わりにノニのカプセルを服用して、体の内から炎症に対応して、インドメタシンの使用は避けています。
日々改善傾向で満足しています。



プロスタグランジン合成
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この記事に対するコメント
Re: インドメタシン
黒川たか子さん、こんばんは。柴田カイロ院長の柴田俊久です。コメントをありがとうございます。励みになります。これからもカイロに関係あること無いこといろいろと書いてまいります。みなさまの役に立てれば幸いです。ノニ情報ありがとうございました。最近は、ω3系の油の消炎効果と血液循環の改善に驚かされる毎日です。黒川さんも試してみてくださいね。
【2015/11/02 21:50】 URL | 柴田カイロプラクティック #- [ 編集]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2015/11/02 14:45】 | # [ 編集]


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