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柴田カイロ 院長のひとりごと
診療に関係有ること無いこと、日々綴ってまいります。 傾向としては、食いしん坊日記?(笑) 柴田カイロのHPともども可愛がってやってくださぁ~い。
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スーパーオイル発見!
グリーンナッツオイル

最近、健康番組でω3系の荏胡麻油や紫蘇油の紹介が多数ありました。
ω3の良さは、この先の人間の健康を飛躍的に増進させるのは、今までこのブログでも紹介させて頂いた通りです。
ですがぁ~・・・・・・・
世間全般にその良さがTVで広がったため、店頭から紫蘇油や荏胡麻油、アマニ油が消滅してしまいました(とほほ・・)
我が家では、もう5か月続けてω3の油脂を摂り続けていまして、紫蘇油と荏胡麻油が店頭から消えた一か月前には、まだアマニ油は在りましたし、お店によっては荏胡麻油も有りましたので、あまり確保できることに困ってはいませんでした。
ですが・・・・・
この2週間くらいは、そのどれもが店頭に有りません。
今日の昼休みにも上野へ行く用事がありましたので、道々や上野のスーパーや食料品店で探しましたが、まったくありませぁ~~~ん!!
はて?困ったなぁ・・・もうすぐ我が家の荏胡麻油が底をつくぞ・・・・

って時に、京成上野駅の不忍池方面出口に近い、多慶屋さんにて、このグリーンナッツオイルを見つけました。
このオイルねぇ、αリノレン酸の含有量もかなり多くて前述のω3系の三つにも劣りません。
そしてですねぇ、なぁ~~んと、ビタミンEの含有量がとっても多いので、ω3系の弱点ともいえる酸化にとても強いのだそうです。
ビタミンEが多くて酸化に強いということは、熱にも強いのでしょうけど、何しろ少量でけっこう高価ですから、まっさかねぇ、炒め物になんか使いませんよ。
体内での抗酸化作用としてのビタミンEの効用も大いに期待できますし、まだ食してはいませんがとても美味しい油なのだそうですから、我が家の手作りマヨネーズやドレッシングでも活躍してくれそうです。

世間の健康情報に踊らされるのは毎度ではありますが、需要供給のバランスはまあ置いておいて、ω3系の油脂は現代人の必須ですから、一時的な流行りではなく、このまま続いて欲しいものです。
今回のω3ブームで、図らずもグリーンナッツオイルに巡り合えたのは、もっけの幸い!
酸化もしにくく2:1割合でω3系を摂取できるオイルを手に入れられたのは、とっても幸運といえますねぇ。
しかも、今回手に入れたグリーンナッツオイルは、オーガニックのコールドプレスですからねぇ~


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F1開幕
もう10日くらい前に成りますが、日本の日付で3月15日日曜日、ホンダがマクラーレンと組んでF1に復帰しました。
初戦は、まるでプライべーターかのような最下位スタート、しかもスタート前のオープニングランで、グリッドへ向かう試走段階でケビン・マグヌッセンがトラブルでストップし、決勝はバトン一人(一台)に!
とはいえ、初戦はどのチームも不具合を抱えていますし、オーストラリア:メルボルンのアルバートパーク・サーキットは過酷な条件がそろっているので、もともと脱落チームが続出することで知られていました。
何しろ、ドライバーはあのジェンソン・バトン!車の仕上がりの悪さは、コースのし烈さが補ってくれるかも?との思いもあります。
スタートでは、そのバトンがきちんと仕事をしてくれて、ポジションを上げます。
そして、チームの作戦が不味かったり悪魔のようなコースに吸い込まれたり、仕上がりの悪い車が壊れたりと、バトンの前を走っている上位がどんどん自滅してゆきます。
結果、フィニッシュではポイント目前の11位となりました。
見方によっては、残ったのが11台中の11位という最下位を良しとはしない評論もありますが、僕的には久々の復帰でメカニカル的な信頼性がまったく足りない状態での完走は、次へ次へとのステップアップにとても意味が有ったと思いますし、けっきょく有力チームでさえ壊れた初戦を、車をぶつけてさえフィニッシュにもってこれているのですから、合同テストでの不安さをかなり払しょくできたのでは無いかと考えています。
次戦では、アロンソも復帰してきてくれるでしょうし、ドライバーの運転技術も開発能力も他チームに勝らずともまったく劣らず、です。

オーストラリアグランプリでは、パワーを出し過ぎると車体に無理が来過ぎるとの判断で、ホンダはエンジンパワーをかなり絞って車体に乗せたとのこと。
次戦のマレーシアグランプリのコースも、カーブを組み合わせたような構造になっていますから、トルクとパワーのコントロールと車体とのマッチがかなり影響しそうな状況とは言えます。
とはいえ、初戦のデータが生かされるとも言えますから、マクラーレンとホンダの研究開発力に期待しましょう。

過去の出れば勝ちという時代のホンダエンジンとは、まったく状況の違う現在のF1事情。
しかし、ハイブリッドが普通になってきた街中の車事情と内容は良く似通ってきています。
レースで勝ち、そしてサーキットから日常へのフィードバックを存分に!というホンダのお家芸に期待です。

できれば、日本人ドライバーを乗せてほしいけどなぁ~
そっちは、国内のGP500と300でしばらく我慢しますかねぇ・・・・
中嶋一貴!国内で抜きんでて速い最速男よ、、、F1復帰はないのか?
立川だったりしてねぇ(けっこう本気)





今日の情報(患者さんとの会話から) 15/03/25
だれでも痴呆になるのは嫌なものですよね。
このところ話題になっていた「ココナッツオイル」ってどうなのでしょう?というお話しがでまして。
以前にもこのブログでココナッツオイル由来のケトン体で、痴呆の初期症状の一時記憶障害の改善を書きました。
最近観た健康番組では、もっと踏み込んでケトン体を健康な状態から取り続けることで、痴呆の予防にもなるのも判って来たらしいです。
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、体内での分解も非常に早くエネルギーへの変換も他の油脂より圧倒的に素早いので、あっという間にエネルギー消費に回されるため、肥満解消にはもってこいなのだそうです。
また、殺菌作用も非常に高く、ココナッツオイルを口に含んで5分ほどクチュクチュした後、さっと歯磨きをすると、通常の歯磨きよりも格段に口中が清潔になるのだそうです。
と、ここまでは良いことづくめのココナッツオイルなのですが、人間はケトン体を長期大量摂取しつづけたことが有りません。
ただ、今まで体内に取り入れたことのない栄養素を大量長期に食して本当に大丈夫なのでしょうか?

一説には、ATPカイロへ取り込まれて、どんどん内呼吸(体内でのエネルギーの生成)に使われてしまうので、まったく問題がないということ。
もう一つには、糖尿病の際にみられるような、異常にケトン体が作り出されて生じるケトーシス(ケトン血症)などの病的な状態は、食事や糖質制限からの生理的なケトン体の増量とは全く違うので、ココナッツオイル等でケトン体を多く摂りいれても問題ない。という説。

反対に、やはり大量長期にケトン体が体内に存在することは不自然であり、ケトン血症(ケトン体が血液中に急に増えることで、血液が酸性になり、体に異常が発生するというしくみ)を引き起こすはずだ、という説。
また、今までまったく摂りいれていなかった栄養素を、長々摂り続けることは、安全の裏付けがしっかりとは成されていない現状では、先々何が生じるのか(良いことばかりではなく、健康上不利益な何か)は、何十年も経ってみなければ判らないとも言えます。

実際、油脂関わりでは、今まで善玉コレステロールと称していたHDLコレステロールは、値が高すぎると細胞膜やホルモンの材料であり、血管集副作用を持つLDLコレステロールを過度に回収し過ぎてしまい、かえって不健康になることが判明してきています。
また、LDLコレステロールは、高め(従来の基準を少し上回る程度)の方が、疫学上も長生きできていることが証明されています。このように、今までの栄養上の常識が手の平返しになるものは、珍しくありません。

果たして、ココナッツオイルはどっち?




今日の情報(患者さんとの会話から) 15/03/24
カイロには、大人だけではなく小児さんもご来院されます。
「え!子供が肩こりや腰痛に??」って思います?
でもねぇ、おこちゃまでも疲れも溜まるしアクシデントもいっぱい(大人より多いよ)有りますよ。

いらっしゃる際には、保護者の方(たいていはお母さん)もご一緒に来院されますので、詳細はたいてい保護者の方に伺うことに成ります。
小さいお子さんは、表現する能力がまだ十分では有りませんし、夢中で何かをしている最中に生じた身体の変化の事象は、集中していた物事にかき消されて、たいていは記憶から欠落してしまいます。
一応、一通りの質問は出来る限り言葉を簡略化・小児化してご本人のお子様に伺いますが、1/10くらい判明すればめっけものです。
ということで、保護者の方に(こちらの方がメインですね)伺いますが、学校や幼稚園・保育園へ行ってる最中やお友達と遊んでいるなど目の届かないことは把握できませんし、当人の辛さの種類や程度も具体的には実感できないのも当たり前です。

ここで、やっぱり大変なのは背骨由来の症状の、程度の把握です。
関節の可動域は症状に応じて強張り狭小化するのが普通です。
しかし、身体が特に柔らかい子は「ぐにゃぐにゃ」くらいに思えるほど柔らかいことも珍しくありません。
症状からここと察せられる関節が、施術者(僕ね)が触って確かめて、痛みも無くて柔らかく感じてしまうと・・・・錯誤に陥ることも・・・・  ?この関節は正常なの???・・・・
症状が長引いていると、時にして知覚鈍麻(神経の圧迫が長引いて感覚が鈍感になること)を生じていて、前述の身体が柔らか~いお子様は、触っても痛く無いですし関節も平均程度には動いてしまいます。
ですが、症状も在るし筋組織などへの反射や神経圧迫からの硬縮も診られます。
全体のバランスの悪さや、歪みの定義、椎骨や骨盤などの部分の位置の変異などから、サブラクセイションやフィクセイションを割出し、施術を繰り返してまいりますと・・・・
本来の柔らかさや、知覚鈍麻からの回復によってきちんとした痛みの自覚ができるようになりました。

さすがに、今年の3月末で29年目の経験値が有りますので、過去にも数例このような患者さんに携わっておりますので、そこそこの推測・想像も施術の道しるべとなってくれておりましたが、直面するとより真摯になりますねぇ。
年齢に関わらず、常に観察眼をしっかり見開き小さな変化も見逃さない努力を惜しまないことの重要さを再自覚いたしました。

今日のお母さんの振り返りから、「思い起こせば、登校の用意が整ってランドセルを背負ってから、背中が重いダルイと訴えて、せっかく背負ったランドセルを下ろして寝転がってしまっていたんです。カイロに掛かってから今は無くなりましたが、どこで診てもらえばよいのかも判らずに困りました」とのお言葉。
最初は肩こりや首周辺の痛みとの訴えでしたが、きょとんとはにかんだ可愛らしい表情の裏側には、大人には計り知れない辛さが隠れていたのですし、そこに思い至らなかった自分の未熟さに今日はとても反省させられた一日でした。
とはいえ、彼女の回復力は凄まじく、大人の何倍も早く回復してきています。
早い完治を目指して頑張らねば!

おこちゃまも、大人同様に背骨由来の具合の悪さを抱えます。
しかも具合の悪さを上手に表現できません。
でも、たいていは大人よりもずっと回復力は早く、いったんカイロに掛かりだせば治りも早いです。
病院で問題なしとされても訴える症状では、カイロにご相談をお勧めいたします。
でも、カイロや整体は実力が様々ですから、小児への無理のない施術を工夫できる実力のある治療院を選択いただければと思います。


今日の情報(患者さんとの会話から) 15/03/21
動脈硬化の画期的な診断器具が出てきました。
もともと、血圧計は強く圧迫した時とゆるく圧迫した際の圧迫度の強弱による、拍動の変化を計測しています。
つまり、動脈硬化を生じていれば、硬い血管にも拍動の変化が生じるはずだ、ってことから電子機器メーカー「志成データム」(東京都町田市)と、産総研・人間福祉医工学部門の研究員、小峰秀彦さん(循環生理学)が共同研究し、つい最近実用化に至ったそうです。

まずは医療機関でのデータ収集をした後、一般への販売の精密さが確立できた時点で市販するとのこと。
これ良いですよねぇ~
現時点では、総頚動脈エコーや手足の血圧差、心エコーなどを計測すれば判るとはいえ、やっぱり敷居は高いですわね。
病気でもないのに、検査だけ受けるって?って思っちゃいますしねぇ。
動脈硬化は、眼底検査でも容易に判別できますが、患者さんからの申し出が無ければ検査をしないか、していても眼病だけを追ってしまいがちです。
眼底検査を受けるご予定の有る方は、ぜひ動脈硬化の程度を的確に教えていただくことが重要ですね。

この“動脈硬化も測定できる血圧計”が市販になれば、日々の生活の中で気をつけられますし、定期的な測定で動脈硬化と血圧の状態をきちんと把握することで、動脈硬化の改善や悪化防止への強力な説得材料になるわけです。(動脈硬化の原因の一番大きな原因は喫煙ですから、禁煙・断煙に踏み切りやすいですし、他の要因の塩分や糖分の摂取過多も気をつける動機づけにもなりますね)
逆に、少々の高め血圧だったとしても(上140・下90とかね)動脈硬化をまったく伴っていなければ、降圧剤の服用も必要が無いことに成ります。
今現在では、前述のような検査機器によって動脈を直接モニターしたうえで降圧剤を使用している医師は、ごくごくわずかなことを考えると、高脂血症と高血圧が当てはまれば、降圧剤の処方を受けているわけです。
実際には、この中には降圧剤を必要としない、深刻な動脈硬化を伴っていない患者さんもけっこういらっしゃるのかしれませんね。

ただ、自己検診というのは、機器の使用方法や計測のタイミングなど、きちんとした測定結果をえられる使用が前提となりますが、でたらめな使い方で納得してしまう使用者をどう防ぐか、というのも販売される際の重要なポイントとなるでしょうね。
便利だけど、過信しない。ってところを気をつければ、とってもありがたい機器の誕生です。
待ち遠しいです!






今日の情報(患者さんとの会話から) 15/03/15
ブルーライトってご存知ですか?
PCやスマホ、タブレット端末や液晶TVの画面から出ている波長の短い光のことです。
紫外線の次に眼に悪いとのこと。
どんなふうに悪いかと言いますと、ようは眼の老化が早まるらしいです。
加齢黄斑変性や白内障など、本来は老人にならなければ起こらないような眼の組織の変性が若年から生じるようになるってことらしいです。
否定する眼科医もいらっしゃるようですが、既に紫外線による皮膚や眼への影響は立証されていますから、ブルーライトもたぶんそうなんでしょうね。
このブルーライトの軽減には、専用の線量カットの眼鏡があります。
調べましたところ、きちんとブルーライトをカットできるレンズだとUVもしっかり防止してくれるそうです。
ですので、専用の防止用メガネを掛けるか、PCやタブレット端末の画面に防止用のフィルムを張ることですね。

ブルーライトとは別ですが、同じ老化を早める生活習慣にはAGE(糖質の最終分解産物)やケミカル抽出のサラダ油、小麦などがあります。
これらは、揚げ物などの高温調理や当該食品を避けるということで回避は可能ですが、もっとも重要なファクターは喫煙です。
煙草を吸っている方は、動脈硬化から逃れられませんし、活性酸素を大量生産することから全身(含む血管他内臓・脳のすべて)の老化が極端に早まります。
ごくごく例外的に、喫煙を始めとする毒性の外的刺激をほぼデトックスできる特異な体質の方もいらっしゃるとのことですが、それは本当に少なく宝くじに当たるようなものです。
眼を始めとする体の老化を年相応に抑えたいのでしたら、厳に断煙すべきでしょうね。
いつからでも遅くないそうですし、赤ワインやチョコレート(カカオポリフェノール)、納豆などの動脈硬化からの改善も断煙の後には効果が期待できますよ。(タバコ吸いながらでは意味が無いでしょうね)



いってきました新印象派展
クロッス・モネ・スーラ・シニャック・シスレー・ピサロ・リュス・マティス他点描画の印象派たちの勢ぞろいです!
印象派、しかも点描画ばかりが集まっていましたので、展示場の雰囲気の明るいこと明るいこと。
もともと明るい色遣いで雄大な風景画が多い印象派ですが、その中でも点描による画法は絵の具を混ぜないことで一層色の純粋な綺麗さを際立たせています。
写実よりも青々と茂る木々の葉や草原、まるで降ってくるかのような薄暮の空の物凄いグラデェーション、キラキラと光り輝いているかのような服飾の色遣いなど、ただ明るくクッキリしているわけではなく、その表現力の凄さは圧巻です。
ドットの使い方も、普通になぞる様に描いたかのような緻密な極小のものから、ドットの大きさを生かしてこれぞ印象派という淡さや良いボケ感を上手に引き出し表現しているものなど、点描画のさまざまなテクニックを端から端まで堪能できます。

中でも秀逸だったのは、クロッスの「農園・夕暮」
この絵は中央向かって左寄りに肩に籠を担いだロングスカートの農婦が立っていて、その後ろ左側に建物、その周りに大きな木々、そして構図の上半分弱のバックに夕暮で燃えるようなオレンジ色が上空にいくにしたがって淡くなる、手前側の夕暮独特のほの暗さの始まりとを、構図・色遣い共にとても上手に表現された作品です。

そしてもう一作、シニャックの「オンフルールの港口」
港に浮かぶ多数の帆船、そこへ掛っている大きな虹。
海と空とが溶けあったかのような、うっとりするような風景にひときわ鮮やかな虹がとても映えています。
農園・夕暮が精密なドット使いだったのに対し、こちらは大きなドットを大胆にしかしきちんと計算されているようです。
空は淡い雲が碧い空に浮かび、白い波頭が青い海に撥ね、手前のどっしりとした岸辺が画の底辺で支え使い分けています。
これらの風景が荒く強く大きなドットで描かれているさまは、正に印象派、とため息が出るような作品でした。

こんなに沢山の点描画を観られること自体、もうそうそう無いでしょうし、なにしろ作品群の素晴らしいこと。
ただ、正直に白状しますと、自分の好きな画風ばかりでもありませんので、中間あたりから点描にゲップがでちゃった(笑)
今月29日までと、もう一週間くらいしか有りませんが、印象派の点描を観たい方は、是非!


アメリカンスナイパー
今日の休日を利用して、アカデミー賞にノミネートされていた同作を観てきました。
ネイビーシールズの実際に実在したスナイパーだった兵曹長がモデルです。
アメリカのクリント・イーストウッドが監督した作品で、原作はイラク戦争に4度従軍したクリス・カイルが著した自伝『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』だそうです。

主演のブラッドリー・クーパーは、セックス・アンド・ザ・シティや2012年公開の『世界にひとつのプレイブック』などに出演している、近年売り出し中の俳優さんだそうですが、個人的には知りません。
映画のエンドロールに実際にイラク戦争や本人の葬式の様子を流していましたが、クーパーと本人が酷似していて、びっくりしました。
演技は抜群です。
小説やドキュメント番組、その他の情報からの印象通り、冷徹な機械仕掛けのような寸分の狂いもないスナイパーを淡々と演じていたかと思うと、目前にいる敵、狙撃銃のスコープのレティクル(十字の照準目印)に浮かんでいる「正に敵」しかし「子供」、というシチュエーションの際に見せた、沸々と心を怒らせる人間らしさとの葛藤に、観るものをスクリーンに釘付けにします。

イラク戦での戦闘の難しさや、迫力ある戦闘シーン、実車を豊富に使ったリアルな雰囲気など、盛り上げ方は戦争映画として秀逸です。
ですが、この映画のテーマは「アメリカの戦争帰り元兵士のPTSD」なのです。
ここが弱かったなぁ~
事実を元にすれば、自ずと理解して貰えるだろう、という有る意味甘えが有ったように思えます。
イラク戦での国民のヒーローですら、PTSDに陥っていた、ってのがアメリカ国内だとリアルに実感できるのでしょうし、紛争やテロが頻発するヨーロッパやアフリカ諸国などでは、身近で判り易かったでしょうし、あまりリアルな例を出し過ぎると、観ている側のPTSD当事者に類する人々が大変だったのかもしれません。
お国事情として割り切らなくてはならないのかもしれませんが、今の平和ボケしている日本人には、戦争のPTSDの悲惨さは伝わりきらなかったでしょうね。

今日は(もう昨日ですが)3・11東日本大震災から4年の決して忘れてはいけない記念日です。
それでも、東北でまさに被災された方々の辛さを、遠く離れた東京に居る僕は、既に薄らいできています。
東京も酷く揺れましたし、今まで経験した最上の地震の恐怖を味あわされました。
この悲惨さを今もリアルに昨日のことのように実感できているのは、やはり被災された東北の太平洋沿岸の方々でしょう。
アメリカのイラク戦争PTSDを実感できるのも、やはり、当事者の(もしくは同じ体験をさせられている紛争地の)隣人や身内からもたらされている、アメリカ国民でしかないのではないでしょうか?

日本には惜しい作品でしょうが、紛争地には判りやすい作品なのかもしれませんね。
テーマを別にすれば、戦争映画としては良作と思います。


少し早い春気分
河津桜 荒川公園

今日のお昼休みのお散歩で、ご近所の荒川区役所前の荒川公園の早咲き・河津桜が開花していました。
今年の東京は、少々冷え込む日も有ったとはいえ、他の地方よりも天候に恵まれてましたねぇ。
3月4月に雪が降る年も有るので、まだまだ油断はできないですけどね。
とはいえ、確実に春は近づいています。
お散歩のついでに寄ったスーパーの野菜コーナーにも、春の山菜やイチゴが並んでいて、食卓は外界より一足先に春ですねぇ~

それにしても、桜って花の中でも特別・格別ですね。
この時季、梅も盛りですし、お雛祭りの桃の花も可愛らしく(我が家でも飾りましたよ)その季節季節で良花は眼を楽しませてくれますが、それでもやっぱり「山は富士・花は桜」ですかねぇ~
・・・・僕の中では、「山は斜里岳、次は富士」・・・・なんちゃって。

スギ花粉はちょっと辛いが、早よ早よ春よ来~い!

ジャパニーズウィスキー復刻版 3連発
Jウィスキー復刻版2015年春

向かって左から「寿屋:サントリー角瓶」「ニッカウヰスキー:ハイニッカ」ニッカウヰスキー:ブラックニッカ特級」
ただいま放映中のNHKの朝の連ドラ「マッサン」でウィスキー人気に拍車がかかり、ドラマゆかりのニッカとサントリーから現在でも販売中でなじみ深い、この3製品の発売当初の味とボトル・ラベルの復刻版の限定販売となりました。
各社とも、現存する発売当初の製品をブレンダーが研究し可能な限り忠実に再現したとのこと。
ウィスキー好きの柴田センセイ、さっそくそれぞれを購入・試飲(大飲み?笑)してみました。

ドラマのモデルとなったマッサンこと、ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝は、実に本物にこだわる人柄だったとのことで、ドラマ中でも寿屋のモデルとなっている鴨井商店の鴨井社長の「日本人はウィスキーの味に慣れていない。マイルドで飲みやすい味にしてくれ」という経営優先の申し出を一蹴したりしてましたが、実際のやり取りは置いておいても、味へのこだわりは並大抵のものでは無かったようです。
ウィキペディアをちょいと拝見してみましたら、ウィスキーを売り出すまでの熟成期間に製造していたリンゴジュースも、ドラマでは馴染みが無いので売れない、ということに成っていましたけど、実際には味にこだわって100%果汁にしたら高すぎたってことなんだそうです。
ドラマ中での鴨井商店発:日本最初のウィスキーが売れなかった理由が、スモーキー過ぎたから、ってのは実際のサントリー白札も実際にピートが効きすぎていて売れなかったとのこと。
マッサンが目指した(ウィスキー制作の修行をした)ハイランドケルトは、実際にはスコットランドの北部オークニー島に在るハイランドパーク蒸留所の製品名もハイランドパークという、スコッチの銘品・銘蒸留所でした。
ただ、このウィスキーは本場スコッチの中でもものすごく上質でバランスが良いので、これを目指したの目標というよりは理想といえます。
僕も飲んだことが有り、好きな味わいですが、島系ですから、ほんの少しですが、ヨード臭いピートで味も少ししょっぱく成ります。
それでも、スペイサイドの雄・ウィスキーのロールスロイスと称されるマッカランのような女王様のような優雅さとは違いますが、ものすごく味わい深く広くフィニッシュや鼻腔への戻り香の素敵なウィスキーだったと記憶しています。

さて、そんなドラマや作り手への思い入れや、成人成りたてのころに飲んでいたはずの昔懐かし思い出いっぱいの、角やらニッカの初版の味見とまいりましょう。

HiHiとラベルに有りますが、商品名はハイニッカとのことだそうです。
後に本当にハイハイニッカででましたよねぇ?
こちらのウィスキーは、日本初のモルトとグレーンをブレンドしたものだそうです。(グレーンを混ぜると味に柔らかさがでるそうです)
さて、ハイニッカ初版ですが、日本のウィスキーの創世期のものとして考えると、合格!
ただ、味わいを現在のものとして考えると、二流ですねぇ。
味が薄っぺらくてそのうえピートが少し目立ち過ぎます。(ドラマで言うほどではないですが)
苦いというほどではないにしろ、ウィスキー独特の甘さはほぼ感じられません。

その翌年に発売したブラックニッカ特級
こっちの方が僕は好きですねぇ。
味の輪郭がくっきりしていますし、味に深みも広がりもでています。
フィニッシュが少し短いかなぁ。
ピートの眼だち具合はハイニッカと同じ程度ですが、味がしっかりした分香りの強さが却って全体を引き締めています。
モルトのダブルブレンドだそうで、そのせいもあってか、ハイニッカとは随分ちがった趣きに仕上がっています。

サントリー角瓶
これは、参った!すごく美味いです。
この3本で飲み比べているから、ってのを割り引いても美味いです。
ニッカが輪郭をはっきりと決めて味と香りにメリハリを出すことを目指したとしたら、角瓶は全てが上手にまろやかにまとまっています。
しかも味の構成が複雑で深いんです。
口当たりも優しくアルコール度数43度を感じさせませんし、舌に乗った途端に柔らかな甘さが広がります。
それでいて、“焦げ臭い”ではなく華やかな香りが口いっぱいに広がり、フィニッシュも長く鼻腔への戻り香も気持ち良い。

近年、生活リズムの変化にともなって、柴田カイロ御用達のバーエルマーへも年に数回しか伺えてませんし、自宅でも強い度数のお酒はあまり頂かなくなっていましたので、却ってニュートラルな状態でこの3種の初版の味比べには良かったように思います。
とはいえ、また角瓶を買うか?と言われると買わないんですけどねぇ。
当時と違って、本場のスコッチウィスキーの名品が安いんですもん。
とはいえ、世界に冠たるジャパニーズウィスキーの創世期に触れられたのは楽しかったなぁ~