柴田カイロ 院長のひとりごと
診療に関係有ること無いこと、日々綴ってまいります。 傾向としては、食いしん坊日記?(笑) 柴田カイロのHPともども可愛がってやってくださぁ~い。
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御徒町 麺屋いなば
今日、お昼ごはんに御徒町の麺屋いなばさんへ行ってまいりました。
こちらは、どうやらつけ麺の方が評判が良かったようですが、僕は“ぴあ上野浅草食本”で紹介されていた汁ソバの方をいただいてきました。
掲載されていた画像のインパクトがなかなか良くて、雑誌を購入していた先週から気に成ってたのでした。

実は、先週の土曜日に購入した久々の新車が、購入翌日朝になぁ~んと前輪が空気全抜け!!
タイヤをざっと点検しても、タイヤには何にも刺さって無くて、外見ではパンクにも見えません。
ここ数日、バルブの緩み?虫ゴム?など気が付く個所を次々と確認しましたが、まったく原因不明・・・
あ、新車って言っても、自転車。
丸石サイクルのパンクしにくい新発売!って、買った直後にパンクかよ!!
ってことで、初期不良なのか悪戯等の故意のパンクなのか?判明しないままに、購入先の多慶屋さんへ先日持ち込んでおりました。
で、本日そのチャリを受け取り方々表題の麺屋いなばさんでお昼ご飯を頂くことにした次第です。

ちょっと前置きが長くなりましたが、いただいたラーメンのご紹介です。
濃厚豚骨スープが売りになっておりますが、濃厚だけどしつこくないです。
気が利いていたのが、後乗せの魚粉です。
向かって右端にちょこんと盛ってありまして、少しづつ混ぜるのも良し、いっぺんにまぁ~ぜまぁ~ぜしても良し。
僕は、最初ちょこっと混ぜては食べをしていましたが、圧倒的にお魚の味が周っている方が美味しく感じたので、1/4ほど食べ進めたところで全体に混ぜ込んで美味しく頂きました。
チャーシューも味が染みていて、ちょっと大きめで食べごたえもしっかりしていて、僕の好み。
キャベツが入ってるのは汁ソバでは珍しいですが、町屋のつけ麺あらたさんで慣れていたので、抵抗なく美味しくいただきましたが、食べログみましたら、お客さんによっては「つけ麺なら判るけど、なんで汁ソバに??」って反応みたいですね。
つけ麺と汁そばで具材の差を出していないのが、横着ととられたようです。
僕的には、全然有りですけどねぇ~
ようは、どちらを食べても美味しく頂ける内容ならOKでしょ?
やってみたら、つけ麺も汁ソバもどっちも美味しかったのなら、それで良しなのでは無いかなぁ。
別に横着してるとは思いませんでした。

汁ソバもつけ麺も、麺の太さは中太麺らしく、ちょうど前述のつけ麺あらたさんと同じくらい。
汁ソバでも美味しかったけど、麺の太さはつけ麺の方が美味しくいただけたかも?と思います。
こちらのお店の展開されてる店舗の中では、御徒町店だけ通常メニューの他に「中華そば」が有ります。
僕の後から入店されたお客さんが「細い方で」って言ってましたので、中太の他に細麺も有るらしい。
お店のサイトからは判明してませんが、次に行ったら確認してみましょう。

ガッツリしっかり美味しいラーメンでしたよ。

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iphone5その後
さて、昨年11月に機種交換で手に入れたiphone5ですが、その後の使いかってなどをちょこっとご報告。
前回報告した受信フォルダを増やせないってのは、僕の勘違いでした。
メールボックスの右上角っこの編集ボタンを押しましたら、右下端っこに“新規メールボックス”ボタンが現れます。
こちらのボタンから必要な受信フォルダを増設可能です。

ちょっとビックリしたのが、ブラウザの(iphoneではSafariです。アンドロイドは本当にただのブラウザ、Firefox も対応したそうですが)ページ画面保存です。
今までの携帯でしたら、ページメモ保存で行けたのですが、iphone5ではどこを探しても保存が有りまっせーん。
解説本で探してみましたら、スクリーンショットをしましょうってことだそうです。
仕方はホームボタンと電源ボタンの同時押し。
この状態でブラウザに表示されていた画像は、ホーム画面の「写真」フォルダに保存されます。
ネットからバーコードや情報取得で画面ごと保存する際には、今の手順でだいじょうぶ。
これ知るまでは、バーコードだけ画像保存掛けて写真フォルダに保存してたのですが、後で見るといつの何を保存していたのかがサッパリ判りませ~ん(笑)PCでお決まりの“名前を付けて保存”も出来ませんしねぇ・・・

iphone5では、機種変更の際のデータの移行は、アドレス帳しかできません。
画像とメモ帳の移行は、SDカードにバックアップを取っておいてから、PCへ読み込ませてメール添付で何とかしました。
とはいっても、メモ帳は使用していたシャープの機種では、SDカードのテキストフォルダから何故か一括でコピーが出来ず、ウィンドウズのメモ帳にメモ一件ずつ開いたデータをPCのメールの送信フォームへ貼り付けてiphone5へと送信しました。
いちいちコピー&ペーストでiphone5のメモ帳へ登録するのも面倒なので、今のところメールの受信フォルダに専用のフォルダをこさえてそこへ放り込んであります。
まあ、判れば良いんだもんねぇ~

バッテリーの持ちを良くする方法には、ホームボタンの2度クリックタッチの後、ホーム画面の上部スライドで、下部に別に現れるアイコンをチョンと触ってから長押しして、バツ印を触ってアイコンを消します。
その後、再度ホームボタンを押して通常モードへと戻すと、使用していたアプリを完全終了することができます。
これをしていないと、アプリがいつまでも起動していて、どんどんとバッテリーを消耗してしまうとのこと。

防水に関しては、今のところ自宅でしか問題有りませんので、帰宅後直ぐにジップロックの小袋に放り込んであります。
なんと!ジップロックって、入れたままちゃんとタッチの反応もしてくれますし、電話が掛かって来ても普通に通話が可能です。
ちょっと操作が煩わしいですが、難しいことをしないかぎりまったく問題無く使えます。
とはいえ、防水ケースの洒落たのでないかなぁ・・・

判ったことも前述のごとく、いくつかありますが、まだまだですねぇ・・・・
とはいえ、アプリの充実も凄くて、使用感は上々です。
今のところ、なかなか良い!ですぞ。


脳男&ストロベリーナイト
竹内結子主演・西島秀俊、大沢たかお共演のストロベリーナイトの映画版を9日(土)のレイトショーで観てきました。
TVドラマを観ていた妻のリクエストに僕も同伴ってことなので、映画館へ行くまではあんまり思い入れは有りませんでした。
でも、いざ観始めるとテンポ良くどんどんと進んで行くストーリーに思わず引き込まれてゆきます。
上司に止められた捜査を竹内結子演じる姫川が独断で進めて行くのですが…
そこに大沢たかお演じるヤクザの幹部が犯罪でも絡み、色恋でも絡み?
姫川班の運命やいかに!
最後の最後がほぼ運任せ的な締め方だったのは、ちょっとねぇ~
とはいえ、ドキドキハラハラの連続で、TVも観ておけばよかったなぁ~と後悔しきりの柴田センセイでしたとさ。

ストーリーの最後に、北千住や池袋など慣れ親しんだ地名も出てきて、映画のストーリーとは別のところでもちょっと嬉しい。
欲を言えば、ちょっと竹内結子の演技がくさくって、11日(月・祝)に観た脳男の松雪泰子のような演技をしてくれればなぁ~と思ったりして。

さてその脳男。

生田斗真主演・松雪泰子共演の、感情を持たず痛みも感じない、しかしずば抜けて優秀な脳を持ち、かつての主治医が「脳男」と名付けた頭脳明晰、格闘技術も最上のしかもとっても偏った正義感(というよりは単なるジャッジメントだな)によって強引に制裁を下してゆく、見ようによっては正義の味方?が主人公のSFサイコホラー(なのか?)
この脳男と殺戮魔との対決を描いた作品です。

江口洋介演じる熱血刑事も良い味をだしていましたねぇ。
途中犯人の画策で取乱したシーンも有りましたが、総じてストーリーの展開を導く先導役を上手にこなしていましたよ。

そう言えば、サイコホラーといえばSOWシリーズは最たる作品ですが、ストーリー展開はまったく違いますが、捜査陣を手玉に取るように次々と凄惨で残虐な事件を引き起こし犠牲者の山を築いてゆく様は、とっても似ています。
脳男では舌切られちゃうしねぇ。
ストロベリーナイトも殺した後にわざわざ眼に縦の切り込みいれちゃうし。
どっちの映画も、面白いけど後味わるぅ~~~い。とほほ・・・


GANCON NOODLE&粋な一生
GANCON NOODLE(がんこんぬーどる)は、JR駒込駅の東口から直ぐのお店です。
以前雑誌に紹介され、気に成って板ましたがなかなか行く機会がなく、ようやく本日のお昼ご飯に食してまいりました。
表題粋な一生・秋葉原と同じような風味でしたので、先週の日曜日のお昼ご飯にお世話になった粋な一生さんと同時アップさせていただきました。

先に行ったのは、粋な一生さんです。
秋葉原から昭和通りを御徒町へ向かった右側の路地を入ったところにあります。
事前に食べログの地図を確認しておきましたので迷いながらも何とか辿りつけました。
こちらのお店は4号線からはまったく看板が見えませんので、行きたい方は事前に所在を確認することをお勧めいたします。

患者さんから「上品で美味しいよぉ~」という情報をいただき、早速先週の日曜日に訪店。
食べログでは、塩も醤油も味噌もそれぞれに美味しいコメントだらけでしたので、最近味噌ラーメン食べ続けだった関係で、塩を所望いたしました。
以前ご報告させていただいた尾久の1/20をもっと洗練したようなお味。
スッキリとしていて、でも滋味深く味わいの深いラーメンです。
麺は中細ちぢれ麺で、チャーシューは美味しいけどちょっと小さめ。
ちょっとスッキリし過ぎてて物足らない?
とはいえ、塩ラーメンの中ではランク上位です。
東京駅の斑鳩のつぎくらい?
次は醤油だな。

さて、本日休日を利用して食してまいりましたのは、駒込駅直ぐのGANCON NOODLEがんこんぬーどるさん。
こちらは、前述の粋な一生の醤油番みたいなお店。
面は博多ラーメンくらい細いけど、小麦の風味が生きた加水率が多めでもっちりした僕好みの美味しい麺です。

余談ですが、実は、あの加水率の低くてボソッとした感じで針金みたいな博多ラーメンの食感は好きでは有りません。
“なんでんかんでん”や“田中商店”に代表される博多ラーメン特有の臭いも苦手です。
好きな人にはたまらなく美味しいポイントなのでしょうけどねぇ・・・

本題のガンコンヌードルさんに戻りましょう。
スープはスッキリでもクッキリの美味しい醤油味。
美味しかったぁ~~
12時10分前に到着も、先客がおりませんでしたので、提供もごくいただけました。
たぶん5分くらい。
その間にプレモルをいただき、テンションあがりまくったところで、ラーメン登場!
博多ばりの細麺とはいえ、しっかりモチモチしております。
茹で加減もばっちり。
久々に、小麦の香りをしっかりと堪能させていただいた秀店でした。

行きは電車、帰りは当然徒歩で~す。
あんまり遠くないのね。


やって来ました花粉症の季節
今年も杉・檜の花粉症シーズンが来てしまいましたねぇ。
本日、関東地方にも飛散開始が宣言されました。
かく言う私も杉・檜両方の花粉症を持っています。
血液検査では10年前に比べますと減感作が進み、感作の程度が半分以下と成っていますが、それでもようやく人並み程度の症状という元々重症の花粉症患者なのです。

ということで、この時季はお医者様のお薬が手放せません。
昨シーズンまでは、飲み薬にアレロックと頓服にセレスタミン、他に抗アレルギー薬の目薬とやはり頓服にステロイド入りの目薬を頂いていました。
今シーズンは、点鼻薬を追加していただきました。
実は、液体を霧状に噴霧する従来の点鼻薬は刺激が強すぎて、噴霧したとたんにクシャミが止まらなくなってしまい、使用の妨げになっておりましたが、昨年から粉を噴霧する薬剤が飛躍的に使用しやすく成ったとのこと。
刺激どころか、予め必ず噴霧されていることを話しておかなくては、使用感が皆無で問い合わせが来るくらいの無刺激だそうです。

天微粉末薬

こちらが、そのお薬です。
使用方法が少し込み入っていますが、使ってみましたら本当にまったく使用感が有りません。
これ、画期的です!
花粉症の点鼻薬は、ほとんどが局所ステロイド薬を含んでいるということで、飲み薬との併用で症状の軽減にかなり貢献してくれそうです。
風邪の際などに処方される血管収縮薬を使用すれば、あっという間に鼻水は止まるのだそうですが(過去に自分でも経験ありますが、確かにすごい)長期連用するには問題ありなのだそうで、その意味では局所使用のステロイドの方が向いているとのこと。
最近の局所使用のステロイド剤は、身体に吸収されても全身作用に結びつかない工夫がされていますので、その点も安心です。

しつこく激しいクシャミや咳は、腹圧や横隔膜の横隔神経の作用などによって、脊柱へダイレクトに悪い作用をきたします。
また、睡眠不足や煩わしさからのストレスは、交感神経優位を強力に作り上げますので、免疫力低下とともに全身の骨格の歪みも酷くさせてしまい、結果悪循環的に体調を崩し花粉症も酷く成ってしまいます。
カイロで脊柱を整えつつお薬などで症状を軽減するのが、この辛い時期を乗り切る有効な手段のひとつですよ。

まだまだ寒い日も続きますし、インフルやノロも流行っているところに花粉症もやってきます。
手洗い・うがい・マスクにメガネ、煩わしいことこの上ありませんが、元気に乗り切って温かな春を迎えましょう!

昨年秋~今年まで
アップしてなかった分の映画をまとめてお話しいたします。
遅れてすみません((^^))

96時間(DVD鑑賞)

これは、先日観てきた96時間リベンジの前作です。
やっぱり最初の作品が気になって、映画館で見た後にTSUTAYAにてレンタルしてまいりました。
リベンジでは、その名の通り前作で主人公が大活躍した相手の仲間が復讐にやって来るお話。
本作では、主人公の元CIAエージェントが誘拐された娘を奪還しにスペインへと向かい、まんまと取り返してくるまでのアクションものです。
誘拐目的が、人身売買と判明し、CIAのつてを利用して調べた結果、救出可能な時間制限がおおよそ96時間以内とのこと。
それ以上の時間が経ってしまうと、救出どころかまったくの行方不明(当然死亡も含め)となっているのが現状と認識してからの、主人公の行動の、早いこと大胆だこと緻密だこと。
これらの犯罪はまったくのフィクションではなく、実際に行われている事象というのも周知の事柄ですが、行き過ぎず足らな過ぎずのちょうど良いリアル感を出せていたように思います。
~リベンジでは、主人公の能力の高さだけが光っていましたが、本作は一種の社会派アクション映画とも言えるのでは?
これでようやく映画の表題の96時間の意味が判明いたしました。


東京家族

妻夫木聡・蒼井優 共演のほのぼの系家族ドラマです。
ある一家の独立した子供たちと、その親である老夫婦の行く末を辿ったヒューマンドラマです。
医者で開業医の長男家族、勤め人を夫に持ち自らも美容院を経営する長女(第2子)、そして物語の軸となるほぼフリーで舞台装置の設置を生業とする職人の末っ子。
皆が様々な観点から末っ子の仕事や生活ぶりを心配しています。
そんな末っ子に周囲にとっては思いがけず婚約者が居たァ~(゚o゚;
紹介しようとしていた矢先に母(老夫婦の妻ね)が倒れてしまい・・・・
と少しの波風をはらみながらストーリーは進行してまいります。
まだロードショーが掛かっておりますので、内容はこの程度までにしておきますね。

予告で妻夫木がボロボロと泣く場面などを見ていましたら、きっと劇場で大泣きさせられる感動ものなのだろうな、と勝手に考えていましたけど、もっと日常に近い、現実にこんなご家族も有るだろうなぁと思えるようなストーリーでした。
すっごく古いTVドラマで水前寺清子「ありがとう」ってのが有りましたが、ほのぼのさ加減が似ていましたねぇ。
この映画も、ストーリーのひとコマ一コマをもっと作りこんで、10回放映くらいのTVドラマにしたほうが合ってるのかなぁ。


アウトレイジ ビヨンド(日本の旗 日本)

言わずと知れた、北野武監督主演作品です。
「み~んな悪人」って言うたけしの作品紹介には、確かに!と観終わってからみょうに納得。
主人公がヤクザで縄張り争いとかが話の筋ですから、そのへんは判りやすくみんな悪人。
ただし、本来の正義の味方も、そうです、悪人。
暴力を通して心の機微を表現するやり方は、さすが北野武監督。
この作品に関わらず、北野作品はそれまでの日本物ヤクザ映画には無い思い切った残虐シーンが盛りだくさんですが、外国のマフィアものなどではずっと以前からリアルな暴力シーンは当たり前で、ドンパチや切ったはったの立ち回りだけの当時の日本映画とは随分と差がありました。
北野作品でそのへんの表現は随分と追いついたのかなとは思います。
まあ、残虐さだけ取り上げれば、スプラッターものなど国の内外を問わずありますが、ヤクザやマフィアは現実社会にリンクして来ますので、ドラマ性と合わせてリアルさを上手に表現しようとすると、今の邦画の中で北野作品は上手にできているように思います。
とはいえ、第一回作品からこれら暴力を中心に据えた作品に共通の感想ですが、面白いけど気持ち悪い・・・


ツナグ

出演者がそうそうたるメンバーです。
松坂桃李 ,樹木希林 ,佐藤隆太 ,桐谷美玲 ,橋本愛 ,別所哲也 ,本上まなみ ,浅田美代子 ,八千草薫 ,仲代達矢

僕が知らなかったのは、なぁんと主演の歩美役の松坂桃李(笑)
その後TVドラマなどでは、あ~つなぐ、のねぇ、と気がつきましたが、まだ良く分からん(ダメダメ~)

と、そんな役者音痴のお話は置いといて、
この映画は邦画の中では秀逸でした。
死者と一度だけ会えるとしたら?というかなり突飛なフィクションであるにも関わらず、きちんとヒューマンドラマとして成立しています。
伝えたかった(伝わらなかった)想い、誤解や錯誤での苦しみ、悶々と積もり積もった登場人物たちの想いが様々なストーリーを紡いでゆきます。
自分だったら誰に会って何を思うのか。
観劇の途中から、すっごく真剣に考え込んでしまいました。
しかし、当然どんなに真剣に考えても想っても、現実にはもう亡くなってしまった人には会えないのですから、会えなくなった後に少しでも後悔のない、想い残しのない生活を日々積み重ねることの大切さを再確認させて貰えた秀作でした。

役者さんたちの演技も良かったですよ。
演技が行き過ぎるとクサくなってしまいがちなテーマでしたが、どんどん引き込まれてゆく演技・テンポ・間。
ずいぶん前に観たクライマーズ・ハイを思い起こしました。


のぼうの城

主演ののぼうを演じる野村萬斎は秀逸。間違いなし!この人無くてこの映画は在り得なかったでしょう。
佐藤浩市も上出来ですが、収まるところへ収まっているという、ごく安心して観ていられるはまり役。
びっくりは、ぐっさん!あのお笑いのぐっさんの迫力あることったら。
本当に前世は戦国武者だったのでは?と思うくらいの感動ものです。

豊臣方2万VSのぼう方500の城を攻めきれなかった、戦国時代の実話だそうです。
数に物を言わせてもダメ、河川をせき止めた後の水責めもダメ、最後の最後は「なぁ~るほど」と観た人だけが知ることになる結末に至ります。
もともと地の利(水)を上手に利用した籠城にはもってこいのお城だったせいも有りますが、人心をしっかりと掴んでいたのぼうさんの勝ち!ってことでしょうか。
民有ってこその侍(政まつりごと)というのは、今も昔も変わらないこの世の法則のようなものでしょうね。
背けば社会が崩れる。定石が定石でなくなる。多勢に無勢も形勢逆転と相成る。
登場人物の人柄や面白さも相まって、人情味も然ることながら、水責めの際の大迫力など見所万点の秀作でした。


黄金を抱いて翔べ

監督:井筒和幸 原作:高村薫 「黄金を抱いて翔べ」
役者 妻夫木聡 ,浅野忠信 ,桐谷健太 ,溝端淳平 ,チャンミン ,西田敏行

一山当てよう、銀行強盗のお話しです。
表題は、将来に向かって~とかじゃなく、本当に話の中で飛びます(笑)いや、ツナ降りる途中から落ちるのですが。
本来のテーマの意味は、まあうまく行けたら翔べるんだろう!くらい?

途中までは、緻密に進めればまあ成功するのかなぁ?と思わせる展開にドキドキ感が高まります。
チャンミン演じる北のスパイもとっても良い味を出してきます。
キャストそれぞれになかなか良い役回りで、準備期間から実行に至るまで、小さなアクシデントを乗り越える部分なども様になっていて関心させられます。
もうダメか?という状況もなんとか乗り切ったけど、半分成功、半分失敗という歯噛みの結末に・・・

ストーリーがちょっと練れてなくて、事件を隠すための囮の事故が盛大過ぎたりと、残念な部分もいくつか有りましたが、総じてテンポよくキャラも立っていてオーシャンズシリーズを彷彿とさせる面白みを感じさせられました。
ただ、オーシャンズに比べると、ちょっと鬱々と暗かったけどねぇ。
とはいえ、出演者大熱演の圭作でした。



ライフ・オブ・パイ
先日の木曜日に表題の映画を観てきました。
世界的な文学賞ブッカー賞受賞のヤン・マーテルの小説「パイの物語」の映画化だそうです。

舞台は1976年のインド発太平洋のド真ん中。
インドで動物園を経営していた家族が、政治的な圧迫を避けてカナダへと移住する際遭難し、主人公の少年と虎が一緒に漂流し、大冒険を続けるというストーリーです。
虎との漂流は作者の創作ですが、長期間の漂流に関わる事象は実際に大西洋で遭難し、その内容を本にしていたスティーヴン・キャハランの体験を取り入れているそうです。
また、映画の製作の際にアドバイザー役として招き、リアル感を出すことに成功しています。

3D版と2D版とそれぞれの字幕版と吹き替え版があり、時間帯や好みで選択することができます。
今回は、前評判がこれぞ3D放映のための映画!との呼び声が高かったもので、迷わず3Dを選択。
ただ、時間帯が字幕版だと都合が合わずに吹き替え版になりました。
役者のオリジナルの音声が聞きたかったのですが、考えてみればストーリーの大半を無名の主人公役の声だけで過ごすのですから、3Dに付き物の観ずらい字幕を追うよりも、吹き替えで映画に没頭できたのはヒョウタンから駒的に大成功でした。

水中や水面などの描写など、3Dならではの圧倒的な表現力は圧巻でしたよ。
虎との漂流の仕方や、親子鯨やミーアキャットの美しさ・可愛らしさ、荒れ狂う海の幻想的なほどの壮大さなど、3D映画としての見どころがいっぱいです。
苦難に打ち勝ち助かるまでのストーリーも感動モノではありましたが、ちょっとヒューマンドラマとしては作りこみに物足らなく、だからといって虎との関わりかたも今一つで、動物大好きな私としては少々欲求不満的な部分も残りましたねぇ。
とはいえ、あの虎の役のトラくんは、なかなかの役者さんでしたよ。

3Dの良さをとても良く引き出した良作と言えましょう。
首が疲れるので、できることなら中央のスクリーン正面からの観劇をお勧めいたします。