柴田カイロ 院長のひとりごと
診療に関係有ること無いこと、日々綴ってまいります。 傾向としては、食いしん坊日記?(笑) 柴田カイロのHPともども可愛がってやってくださぁ~い。
プロフィール

shibatachiro

Author:shibatachiro
柴田カイロの院長です。
HPともども可愛がってやってくださ~い。

柴田カイロプラクティックのHPへ



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



麒麟の翼
先日の28日(土)のレイトショーで観てきました。
阿部寛主演の東野圭吾原作・ドラマ新参者の映画版だそうです。(ドラマ観てないのでぇ)

表題から以前に観た織田裕二主演のアンダルシア女神の報復のような壮大なストーリーを想像していましたが、ちょっと違うんだなぁ、これが。
まさにロードショウの真っただ中ですので、詳細は省きますけどね。
印象では、阿部ちゃんの灰汁が強いので、そのへんを許容できるかどうかがまず第一でしょうか。
ちょっとストーリー組立で稚拙な部分も有りますが、テンポ良く気持ち良くズンズン進んでゆく進行はなかなか良いですよ。
この映画は、ストーリー云々というより、本で言えば行間を読むような見方をすると、より楽しめるように思えます。
登場人物やその背景を深く推測想像する喜びに浸れる、ちょっと不思議な映画でした。
というか、映画を観て原作の本を読みたくなった初めての映画なのです。

はっきり言って、ストーリーはそこそこです。
僕にはかなり早い時点で犯人の検討が付いてしまいましたし。
ただ、あれだけ売れている作家の魅力がこの映画で全てが描かれているとは到底思えず、ストーリーをいじってないのだったら、それはもう人物や環境の文章表現が魅力的だからこそなのだろう!と思った訳です。

映画の脚本に注文を付けるとすれば、僕が早くに気がついてしまったことは、最後の最後まで解らないように工夫をして、大どんでん返し!ってして欲しかったなぁ。
それ以外は、ワールドワイドではなかったとしても、きっと面白い映画になってたと思うのですけどね。







スポンサーサイト
咬筋の緊張
本日「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」のテーマが“TCH(不必要な上下の歯の接触という癖(Tooth Contacting Habit (TCH))”でした。
歯を無意識に接触させていると、常に噛筋を使い疲労させてしまい、その際に硬直した噛筋が関節円盤の周囲に存在する滑液を周囲の骨組織へと追い出してしまうことで関節円板が上顎にへばりついてしまうとのこと。
連動して胸鎖乳突筋や僧帽筋などを硬直させることで、しつこい肩こりを招いたり、顎関節自体も関節円板への過負荷から関節円板の位置異常から顎関節症を発症するという内容です。

確かに、歯を噛み締めれば、その程度に関わらず噛筋は硬直しています。
しかし、近年顎関節症による損傷した関節円板の除去手術は減少の一途をたどっています。
それはなぜかと申しますと、除去してもしなくても、クリック音が有ろうが無かろうが、関節のゴクッっという引っかかりが有ろうが無かろうが、炎症が治まってしばらくして安定すると、たいていは食事や会話に不自由が無くなるからとのことです。
しかも、関節円板が過度の炎症で破壊されたとしても、壊れた関節円板を除去したからといって、術後の経過に関係ないことも解ってきています。
つまり、TCHよりも酷い症状を抱えている人達でも顎関節症を乗り越えたのちには、不完全ながらも顎関節はほぼ社会復帰できる確率が大きいと言えます。

当院にも、顎関節の不調を抱えた患者さんは多数ご来院されます。
そのほとんどは頚椎に問題を抱えています。
頚椎の問題を解決すると、顎関節の可動性の改善と合せ、胸鎖乳突筋や僧帽筋の硬直だけではなく、頭痛や眼精疲労などの軽減・消失も多く見られます。
これは、頚椎関連の神経支配が頭頸部全体に関わるからで、顎関節も当然それらに含まれるからです。
また、顎関節は、先天性股関節脱臼と同じく、その関連する筋群の調和が図れると、関節軟骨や滑液の存在不存在に関わらず、不完全ながらも社会生活を営める程度に機能できると考えられます。
先天性股関節脱臼の患者さんも、手術をするしないに関わらず、変形を進ませながらでも、結果的に社会適応可能な状態を長く続けられることを身近な実際として目にしています。

つまり、大事なのは、TCHの有無というよりは、顎関節を含めた頭頸部の神経支配のストレスの有無なわけで、そのストレスによる神経支配の不具合の多くは、頭頸部の骨格異常が大きく関わっているということです。
カイロと西洋医学のギャップをまざまざと見せつけられた番組内容でした。
西洋医学は症状を発症している箇所のみに注目しますが、その原因まではたどり着けていません。
例えば、膝関節の変形も、変形する前に腰椎~骨盤の歪み関わりの神経支配の不具合から、膝関節関わりの筋群の筋力低下や筋力バランスの崩れ(神経レベルの低下)によって、膝を支えられなくなった結果の症状がほとんどです。
ですが、整形外科では、膝関節の状態にしか注目しませんから、当然腰の悪さなどは指摘されませんし、関節の炎症などが無ければ、原因不明とされてしまいます。
それに、TCHは注目点としては確かに優れていますが、舌の変形の有る無しに関わらず、多かれ少なかれ日常的にだれでも行なっていることです。
番組で解説されていたよりも、一般よりずっと酷い食いしばりをしている人でも肩こりや首コリが無いことは、僕自身が実感していますし、カイロ治療の27年間の経験値としてもそう思います。
歯と歯を合わせることが極めて不自然ならば、僕のように仕事上で毎日歯を食いしばっているような職業に関わる人間は、くまなく酷い肩こりや顎関節症に悩まされることになりますが、実際にはそんな状況は少ないと言えます。
実際、今も過去も僕の顎はクリック音もしなければ、顎関節症の兆候も有りませんし、肩こりや首コリを発症しても、TCHに関わらず、同業の友人に頚椎のアジャストをしてもらえば、たいていは改善してしまいます。

実際、少々の関節の炎症ならば、関連する筋力回復が叶えば、傷んだ関節を十分にカバーできます。
筋トレという方法も当然有りますが、その前に骨格を正常に引き戻すことで神経レベルを引き戻し、筋力を十分に発揮できるようにすることの方が重要です。

今回のTCH関わりの症状の顎関節の不調は元より、身体各所の関節の不具合は、脊柱を始めとする骨格からの神経レベルの低下によって発症してる可能性がとても高いですから、西洋医学の専門医によって必要な処置(抗炎症や傷んだ組織の除去など)を受けつつ、カイロによる神経レベルの回復やリハビリ的筋トレなどを試みることが、最短の改善処置と言えましょう。
専門医とカイロのどちらが先でも構いませんので、関節不具合を抱えていて悩んでいる方は、是非カイロも検討してみてください。




スーパーボウル46回は6日8:00am
AFCカンファレンス チャンピオンシップ:ボルティモア・レイブンズ 対 ニューイングランド・ペイトリオッツ
チャンピオンはペイトリオッツ

NFCカンファレンス チャンピオンシップ:ニューヨーク・ジャイアンツ 対 サンフランシスコ・49ers
チャンピオンはジャイアンツ

ということで、このシーズンのスーパーボウルは、ペイトリオッツVSジャイアンツです。
この2チームは強かったですねぇ。
両チームともQBの実力を始め、オフェンス力が注目されますが、ディフェンスの強さも半端ではありません。
レイブンズのディフェンスを上回ったペイトリオッツは凄かったですが、ブレディを封じ切ってオーバータイム直前まで迫ったレイブンズのディフェンス力は本物でした。
まさかの引き分け間際のFG失敗によって、惜しくもペイトリオッツに負けてしまいましたが、どっちが勝ってもおかしく無いベストゲームでしたね。

ジャイアンツ 対 49ers もとてつもない好ゲームでした。
特筆すべきは49ersです。
古豪復活!今回のカンファレンス決勝では、惜しくも敗れましたが、次のシーズンがとても楽しみなくらい、すごく強くなっていますね。
49ersは、ジャイアンツイーライ・マニングのパス攻撃をことごとく封じ、まったくジャイアンツらしい攻撃をさせませんでした。
オーバータイムも双方がキッキングゲームになり、最後の最後までドキドキさせられましが、結果はジャイアンツの勝利!!

この競り合いを勝ち上がってきた2チームが46回スーパーボウルで激突するかと思うと、今からドキドキしています。
イーライのお兄さんのペイトンが頸椎の怪我で今シーズンをふいにしていますので、イーライにはお兄さんの分まで頑張ってほしいものです。

さて、スーパーの前に、プロボウルだね。楽しみ楽しみ。


行ってきました三丁目
昨日レイトショーで“三丁目の夕日'64”を観てきました。
今回で3作目になります。
1作目から観ていますが、毎回面白いですねぇ。
僕の生まれた頃の前後が時代背景になっています。
幼いころの記憶と共通の出来事がいっぱい出てきて、それだけでも懐かしく嬉しい映画です。
僕の誕生年は、60年安保の年です。
高度経済成長の真っただ中で、日々時が過ぎるごとに新しく便利な事柄が増えてきて、子供ながらにワクワクしていたことを思い出させてくれる、目頭が熱く成る良作です。

原作は、ビックコミックオリジナルに連載されている「3丁目の夕日」という漫画です。
漫画と映画では、登場人物のキャラクターが全然違ったりしてますが、それぞれに良くできています。
映画はホノボノだけではなく、登場人物の人柄を深く掘り下げて、その人たちの人情味に溢れたドラマ性に溢れています。
漫画は逆に当時の昭和初期の生活ぶりが良く現わされていて、社会全般の人生模様(主に夕日の3丁目ですが)を愉しめる、主に一号読み切りで1974年から西岸良平作・毎号掲載されています。
画調が優しく本当にホノボノとした漫画で、素朴ですがクッキリとした描き方が好印象ですね。

漫画では一話完結なので、主人公はその時その時で違いますが、映画では鈴木オートと作家の茶川先生を主に周って行きます。
漫画では、猫や発明家なんかの突飛な主人公も出てきて、とっても楽しい内容です。
映画では、漫画の主人公とのギャップが大きいですが、きちんと映画として成立するように工夫して有ります。
今回の映画では、東京オリンピックが話題の中心で、東洋の魔女も出てきますし、東京タワーも完成しています。
観てきたのが3Dだったので、冒頭の東京タワーの飛び出してくる様は凄いですよぉ~

とはいえ、観続けていると3Dの良さはあまり実感しにくいですね。
ときおり肝心な部分で強調されますので、日常が過ぎる部分では控えめに作っているようです。
3Dは、眼や脳にあまり良い影響が無いそうなので、疲れすぎないように配慮しているのかもしれませんね。
随分慣れましたが、それでもけっこう観てるのに疲れます。
3Dグラスのレンズの汚れも拭いても拭いても落ち切らないですし、2D実写よりも暗く成ってますから仕方が無いのでしょうが、工夫の余地有り有りです。

今回のストーリーは、鈴木オートのロクちゃんと茶川先生の奥さんを中心に周って行きます。
予告通りに、笑いあり涙ありそしてノスタルジーを十分に堪能できる良作ですよ。
個人的には、冒頭と終幕に飛んでいた手造りグライダーです。
竹ひごを火であぶって曲げて、アルミニューム管に挿して木工用ボンドで接着して、最後に翼に紙を貼って出来上がり。
でもねぇ・・・・小学生の頃の柴田センセイは一度もちゃんと飛ぶ飛行機を作れなかったのですよ。とほほ
と、そんなことや3輪オートやべスパ風のスクーターとか、とにかく懐かしい!
興味のある方は、是非劇場へ足を向けてくださいーい。


心臓のセンサー
先日の“たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学”にて、就寝時の頻尿に関する内容の放映が有りました。
僕も時折一日中立ちっぱなしで忙しくしていた日などの夜に、一晩に3~4回もトイレへ行くことなどが多かったのですが、当時はその原因が全く不明でとっても不思議に思っていました。
まず、前提として健康診断ではまったくの健康体でしたし(腎臓障害などを始め)、寝る前の水分の摂りすぎや、背骨由来の神経支配の混乱や、アルコールやお茶コーヒー・大豆製品・果物や野菜類など利尿作用(カリウム過多の食品)を促す食品の過剰摂取や生活習慣を気を付けるなど、自助努力可能なことはみんなしましたが、ほとんど改善しませんでした。
けっこう色々調べたのですが、解らん~~~~って、フラストレーション溜めまくり(笑)

それが、今回の番組で一挙に解決です。
番組の中でのモデルは、座りっぱなしの運動不足の方と、逆に一日中歩きまわりっぱなしの運動過多の方。
まったく逆の生活をしているこの人たちですが、動いている方が代謝や循環が活発で身体全体としては水分過多には成りそうも有りません。
でも、お二方とも夜間頻尿なんですって。

共通していたのは、足が浮腫むってことですね。
でも、足が浮腫んでも身体全体として水分の貯留が適切ならば、頻尿にはならないでしょう???
と思っていたらぁ・・・・
なぁんと、要因はやっぱり足の浮腫みでした。
そして、一番の原因は心臓でした。
別に心臓が病気に成っているってことでは無くて、心臓に備わっているセンサーの勘違いなのだそうです。
足が浮腫んだまま横に成ると、身体が水平になったことで浮腫んだ足から腎臓で処理しきれない水分が、心臓へと流れ込んできます。
そうすると、心臓が“身体が水分過多で有る”と判断して、身体の内の水分が適切かどうかに関わらず“大変だぁ、身体から水出してクダサァ~イ”って信号を強力に出すのだそうです。

つまり、足が浮腫んだまま就寝すると、心臓の誤作動で夜間頻尿に陥るってことですねぇ。
対策は、就寝前の30分~40分を利用して、足と首~背中上部を高くし、腰部(腎臓あたり)を谷になるようクッションなどで工夫して、まだ起きている間に利尿を促します。
その際に、足首の屈伸を間を置いて20回程度×2回くりかえしてフクラハギからのポンプ作用で更なるポンプ作用を追加します。
番組では出てこなかったようですが、足の甲と足裏を同時にパンパンと手のひらで叩くとか、スネを両手で挟んで下から上へと擦るとかのリンパマッサージや、足を揉みほぐすなどのマッサージを追加すると、尚良いでしょうね。
こうして、就寝前に足の浮腫みを解消しておけば、心臓の誤作動も起こらず快眠できると言う訳だそうです。

心臓は、今回の夜間頻尿の要因としてだけでなく、強力な自律神経へ訴えかけるスイッチにもなりますので、上手に使うと痩せやすくもなります。
食欲の一番の要因は、血糖値の値が高いことによります。
自律神経が血糖値を的確に判断出来ているときは、正常な食欲を維持しやすく成ります。
ストレスなどによる無駄食いは、この血糖値センサーが誤作動を起こしていて、血糖値が高くても食べたくなってしまっています。
つまり、いわゆる無駄食いですね。
この無駄食いは、一日一回心拍数が200位になった辺りまで階段をさっさと昇って行くことで解消します。
ごく短時間に、心拍数を無酸素運動と同等まで高めると心臓の自律神経への訴えかけによって、自律神経のリセットが成されて血糖値をきちんと測るようになるのだそうです。
血糖値をきちんと認識でるように成れば、食欲は正常に近づきますから、おおよその無駄食いは治まりますよ。

それにしても、人間の身体って本当に良くできていますよね。
今年の目標「もっともっと勉強だ!!
頑張ります!



2012年映画始め
ということで、やって来ましたムービックス亀有。
9日(月・祝)今年最初に観てきた映画は“聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実”です。
山本五十六は、当時の欧米事情に詳しく開戦反対派だったことや、大鑑巨砲主義を否定し航空艦隊を中心に据えたことなど、当時の日本の中では軍・政治ともに世界観が卓越していて、客観的かつ的確な判断が出来ていた、数少ない国家の中心人物のひとりでした。

本人の人間性も、穏やかかつ冷静沈着、即断即決に優れていて、しかも部下思いで上にモノを言えるという、ポストが違えば冗談ではなく戦争を回避出来ていたかもしれない、好人物だったことは史実でも明らかになっています。
そんなわけで、この魅力に溢れた山本五十六を主人公にした映画や出版物は随分沢山有りますので、史実も含めかなりの知識を持っている方も多いことでしょう。
僕も以前に放映された映画はもとより、連合艦隊・山本五十六海軍大将に関わる書籍も(太平洋戦争や当時の政局に関わるものなど含め)いくつか読んでいますから、ストーリーに関してはかなりの予備知識を有して今回の映画に臨みました。

「~70年目の真実」というタイトルとは裏腹に、前述の山本長官の人柄や国・軍の中での役回り立位置をしっかりと再現されていましが、はて?いったい明かされたものって???
タイトルから、明かされる真実にかなり興味があったのですけどねぇ。。。。
初めて明かされたことが果たして何だったのか判りませんでしたが、とはいえ、全体像としてしっかりと史実に忠実に、ドラマとしては山本五十六のヒューマンドラマとして、きちんと成立していたのはとても良かったですね。

彼の信念は、軍備は行使するものではなく抑止力である、ということでした。
ストーリーの中でも、最後まで山本五十六が海軍次官を務めていた海軍が開戦に反対し、開戦派の政府や民衆・陸軍と徹底的に抵抗しています。史実もですけどね。
日露戦争、第一次大戦、日華事変と明治以降は不敗を誇っていた日本の軍隊に、民衆も当時の不況を打破するには「戦争だ!」という恐ろしいマインドコントロールに陥っていたことが良く描かれています。
そんな中、山本と海軍の主だった幹部たちは、頑強に立ち向かいますが、ヨーロッパ戦線のドイツ快進撃に突き動かされるように太平洋戦争へと突入してしまったのは、この映画の主人公・山本五十六の意に大いに反するところだったでしょう。

僕の父は、第2次大戦で空母の艦爆(艦上爆撃機)の搭乗員・パイロットでした。
終戦近くでは、ラバウルにも駐屯していたとのこと。
戦争の最後に特攻隊に志願し、水杯を交わしてまさに搭乗しようとしたその瞬間に、滑走路に爆撃を受けて使用不能に陥ってそのまま終戦を迎えたそうです。
九死に一生を得る、とは正にこのことでしょう。
そんな僕の父を含め第2次大戦への心情も有って、山本長官が戦争を止められていたら皆な死ななくて良かったのに・・・と有る意味不条理な思いに囚われてしまい、思わず涙が流れてしまいました。

映像としては、当然CGの良さで会戦場面などは迫力満点ですし、個人的には南雲中将の理不尽さには腹立たしいことこの上なく、思い入れのある方もそうでもない方も、見どころ満点の、このところの邦画のなかではA級といって良いかとと思います。
ただ、個人的には戦争に対するアンチテーゼとしては、数年前の「硫黄島からの手紙・日米二部作」の方が上回ってるように感じますねぇ。

さーて、次は同じ邦画の「三丁目の~」第3作ですね。
乞うご期待。






もうひとつ遅ればせながら
9日(月・祝)に初もうでに行ってまいりました。
今回は、柴又の帝釈天です。

帝釈天20120109その2

帝釈天20120109その1

9日とはいえ、やはり人出は多く、でもちょっと歩きにくいかなぁ~くらいで、賑やかで煩わしく無い程度で楽しかったですよ。
この日は姪の成人の日で、姪の家族に僕たち夫婦も混ぜてもらっての、お祝いの会食をした帰りです。
常磐線の金町から歩こうかなぁ~とも思ったのですが、京成金町駅をちょっと覗くと、ちょうど金町線の発車に間に合いました。
何年か前に訪れたときは、乗車した金町線の車両が古く、なんと床が板張りのレトロなものだったのですが、さすがに車両も更新されていまして、京成本線を走っているものと同じになっていましたねぇ。
それでも、単線をゴトゴトと走る電車は、都電にも似て、のどかでノンビリしてて安らぎますね。

京成柴又駅も、向かい側ホームへは、線路内へ一旦降りて構内の路面踏切を渡るタイプのローカルな感じ。
広告看板の設置の仕方なども、温泉地などに有るような横長長大のタイプで、駅に降り立った途端にノスタルジックな何ともホッとする風情を醸し出しています。

駅を出た途端に参道になっていまして、道の両側に構えている沢山のお店でとても賑やかです。
お団子屋さんはやっぱり多いですねぇ。
あと、門前町の常でお蕎麦屋さんやうなぎ屋さんとかもチラホラあっていい感じ。
寅さんで有名なお団子の“高木屋”さんは、帝釈天に向かって右手側中ほどに有ります。
帝釈天をお参りしたあとに、こちらで大福の大きさの餡入り草餅を購入してまいりました。
この美味しいこと!
ヨモギの香りがふんだんで、お餅もコシが有るのに柔らかで、こんなに美味しい草餅を頂いことはありません。

駅近くまで戻ってきたところで甘酒を所望し、寒い中にもホッと温かく心地よくなったところで、向かうはムービックス亀有!
今年最初の“映画はじめ”とまいりましょう。
金町まで戻って、常磐線で亀有へと向かいます。
シネコンに着くまでは、ほのぼの系の映画を観ようか?と話していたのですが、これが思いがけずの渋い作品になったのですが、そのお話は、また次の機会に。


遅ればせながら
階上町海岸から観た初日の出です。


初日の出その6

初日の出その5t

初日の出その3

初日の出その4

初日の出その4

撮っている場所が微妙に違いますが、徐々に昇ってくる今年の初日の出!
上京後、東向きにベランダが有ったり、屋上へ出やすいお家に住んでいた頃に、街並みの向こうへ昇ってくる初日の出を拝んだことは何度か有りますが、水平線から昇ってくる初日の出は初体験です。
もう少し早起き出来ていれば、林の向こうまで行けていたのですが、画像で見るよりもずっと向こうで、今年の元旦は間に合いませんでした。
でも、十分に感動です。
ちょっと寝坊したせいで、身づくろいがパジャマにコートを羽織っただけで、手袋も無し・・・
手がカジカンできた頃には、まだ8割方しか太陽は昇っていませんでしたが、泣く泣く家路へと向かいました。

思えば、北海道の実家の有る斜里町も、上京前4年間住んでいた釧路市も海沿の町だったのですから、頑張ってでかければ海から昇る初日の出を観る機会もけっこう有ったはずなのですが、当時は寝てる方が良かったのでしょうねぇ。
それに北海道のお正月早朝は、罰ゲームみたいに寒い(凍りつく感じ)ですし、かなり気合を入れなければ出かけられませんしねぇ・・・・
それと、歳を取ってからの方が、一年の始まりに拘りが強く成って来たのかもしれません。
特に今年は、昨年までの苦難を糧に変えて、一生懸命に生きてゆくためのかけがえの無い一年の始まりといえますし、僕なりに心に秘めた思いも有ります。

この地(階上町)は、昨年3・11での被災地でもあります。
このあたりも10メートルを超える津波が襲い、近隣の八戸港も、津波と大型船の迷走によって港湾施設が破壊され、未だ完全復興は成っていません。
福島の原発事故も、一応の冷温停止宣言は出ましたが、いまだ予断を許せません。
仮設住宅は、ようやく予定数通りに立ち並んだようですが、被災地の現状は未だ廃材の処理を進めている段階に過ぎません。

海外からの日本への評価は、あの大震災から見事に立ち直った(世界経済的な意味で)とされているらしく、円高の要因にもなっていますね。
確かにこの国の底力を有る程度見せられましたが、しかし、世界恐慌の不安定さが、日本の傷を覆い隠しているとも言えます。
カルロス・ゴーン日産社長は、自動車業界に関して楽観的な意見を述べていましたが、その他のおおよその業界は、まだまだこれからでしょう。
この不況下に、増税でしのごうなどとヌケサクな政策しか出せない内閣も情けないですが、そんなこんなは置いといて、この苦境を国民が一丸となって克服するための、とても大事な一年の始まりと言えましょう。

足元をしっかり見て、一人ひとりが出来ることを確実に行うこと。
未来を見るのは、来年再来年に成るのかもしれませんが、兎にも角にも今の社会を安定に導く努力が、今年の目標に思えます。
頑張ろう!ニッポン。







ゴヤ・光と影
昨日お休みを利用して、久々に展覧会へ出向いてみました。
今回行ってきたのは、プラド美術館所蔵のゴヤの作品群を集めた“ゴヤ・光と影”展です。
総点数123点すべてゴヤという、とっても素敵な展覧会です。
油彩画は、今回の目玉の“着衣のマヤ”や“自画像”“猫の喧嘩”他けっこう有りましたが、圧巻だたのは、風刺画を始めとする素描画の数々でした。
“マドリード、1808年5月3日”でお判りの通り、当時はナポレオンに攻められ、戦争のまっただ中。
素描のかなりの部分を戦争批判に割かれています。
ただ、前述マドリードの・・・は掛かっていないのです。残念!
とはいえ、けっこうキツイ風刺画などは、いろいろと連想しつつ現代にも置き換えられるような内容で、点数の多さを感じさせない面白く楽しめる内容に成っています。
一気に読めるパラパラ画に近かったかなぁ。

とはいえ、僕の目を引きつけて止まなかったのは、冒頭紹介しました“猫の喧嘩”ですねぇ~
ゴヤらしくないのです。
しかも、油彩画というよりも、現代日本画みたいな描き方。
立体感が少ないのだけれど、色彩にメリハリが強く(コントラストがハッキリしている感じ)色遣いが明るく、猫達もポップなのにリアルで、まったくゴヤらしくないのです。
でも、僕にはそこが良かったなぁ。
ゴヤの作品は、当時の時代背景によってでしょうか?かなり暗い描き方になっています。
たとえ色遣いが色とりどりだったとしても、表現や背景などの何か一つか二つ影を作り出しているように感じます。
油彩画は、宗教画や肖像画が多いのですが、当時の画家の地位は、これら宗教画と肖像画をどのくらい上手に描けるか、そして支配層に認められて国家お抱えになれるかどうかに掛かっていました。
しかし、ゴヤのこれらの作品群を見てみますと、他の作品のようには生き生きしていません。
描きたくて描いていたというよりは、描かされていたというような感じ。

そんなことから、僕はあっけらか~んと描かれている猫の喧嘩がとても嬉しく思えました。
心の影(陰)を払拭するかのごとくな朗るく嬉しい作品です。
反対に、他の殆どの作品群は、述べた通りに文字通りの暗さ(というよりも悲しさかな)を醸し出していました。
展覧会のテーマとしての光と影は、王室御用達の宗教画や肖像画を描いていた頃の“光”と、晩年の戦争を描いていた頃の“影”ということなのでしょうが、僕は勝手に、猫から感じられるおおらかさの“光”と、地位を確立するためにしかたなしに描いていた王室御用達お絵かき職人としての“影”と解釈していました。

でも、やっぱり本物を直に観られるのは楽しいですねぇ~
刷毛の模様の一つ一つに画家の命を汲みとれるかのような、とてもフレッシュな感動をもらえるように思えます。
この春には東京都美術館もリフレッシュオープンとなりますよね。
きっと素敵な記念の特別な展覧会が模様されるのだと思うと、今からウキウキしてしまいます。