柴田カイロ 院長のひとりごと
診療に関係有ること無いこと、日々綴ってまいります。 傾向としては、食いしん坊日記?(笑) 柴田カイロのHPともども可愛がってやってくださぁ~い。
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乗り物酔い
先日の診療のなかで、患者さんと乗り物酔いの話題になりました。
僕自身も18歳で車の運転を始めるまでは、かなり酷い乗り物酔いでしたし、骨格に歪みを持つ方にの多くにもいらっしゃったので、日々気にしている題材でもあります。

乗り物酔いの原因とされていることの多くが、三半規管の混乱と、視覚的・体感的な情報が、静的・動的な状態とで差が生じるから、と言われています。
静的・動的の情報差が視床下部の神経核の代謝を活性化させる働きを高め、その結果ヒスタミンの分泌が促され、嘔吐反射(毒物の排出の反射)に結びつくらしいです。

ですが、僕のように自分で車の運転を始めたとたん、すっかり乗り物酔いをしなくなった人も多いかと思います。
それは何故?と考えてみました。
ひとつには車の挙動を把握しやすいので、頭の揺れを最小限に抑えることが可能なため、三半規管の混乱や、視覚的・体感的な情報が静的・動的な状態で差が少なくて済むこと。=ヒスタミンの分泌が少ない。
ただ、これはある程度以上の乗り物酔い経験者さんは理解できるかと思いますが、例えば椅子の軋み程度のごく僅かな揺れや、列車などの単調で判りやすい揺れなどでも酔う時は酔います!ので、頭の動揺が少ないからというだけの理由では無いのですよねぇ。

そもそも、乗り物酔いの原因自体が前述の不意の頭部の動揺というだけでは有りません。
乗り物に乗っている際には、身体各所から揺れと合わせて様々な情報がいっぺんに脳へもたらされます。
音、匂い、重力変動(G)による筋肉の緊張と弛緩、振動、目からの情報など、これらの多くが非日常の外的刺激であり、かつ一度の情報量が極端に多いため、脳の処理速度が追いつかず中枢の混乱が生じることも大きな原因のひとつとされています。
また、自律神経も常に緊張を強いられるために交感神経優位の自律神経失調も生じてしまい、動悸や眩暈、三半規管を始めとする身体各所への血流量不足による機能低下などで、更なる悪循環も生じます。

ところが、運転の行為というのは、主にはスピード(動物としての人間には有り得ない速さの)への対処などにより、極度の興奮状態を脳に生じます。
その際にはより多くのアドレナリンの分泌も促され、ヒスタミンによる作用を上回ると思われます。
一種の興奮状態により、静的・動的差や情報量の多さを凌いだ状態が運転によりもたらされると言うことでしょうね。ようは、集中力が無理やりに高められた状態と言えます。

脳は経験値を積むと、既に経験したことでは混乱しにくく成りますから、同じ乗り物に乗り続けることで、情報処理による脳の混乱も静まります。
また、一度経験した苦痛はトラウマとして記憶に残るので、乗り物酔いの際の様々な情報は、負の情報として脳に蓄積されて引き出されやすくなりますが(これも乗り物酔いに拍車を掛けます)、逆に克服できた情報も脳に蓄積されて、トラウマと相殺されてゆきます。
乗り物に酔う=トラウマ
運転すると酔わない=克服
克服した条件がトラウマを上回れば上回るほど、酔う条件が減少し、ついには克服!
という構図が成り立ちますが、それにしても運転して酔わなくなってから様々な乗り物に酔いにくくなるのに時間経過が短いですよねぇ~
このあたりは、まだ研究の余地ありです。
とはいえ、同じ乗り物に乗れば乗るほど克服しやすくなる、と言えます。

さて、骨格の歪みと乗り物酔いの関係ですが、ひとつには前述の視床下部への働きかけ=ヒスタミンの分泌に関連します。
骨格の歪みは、脳脊髄液の循環不全や星状神経節の過剰興奮による頭部への血液循環不全などから、視床下部の機能低下を招きますので、平常時から既に不安定な状態でヒスタミンを分泌しやすい(静的な情報と動的な情報の処理に差が起こりやすい)といえます。
骨格の歪みが少ないほど、前述の神経系の環境が整いますので、歪んでいるときよりも歪みが少ない状態のほうが酔いにくいでしょう。
さらには、星状神経節の過剰興奮により、脳底動脈から分かれる内耳動脈の血流に左右差が(もしくは両方の血流障害)生じると、酸素の供給不足などから三半規管の機能に差が生じ、脳の混乱を招きます。
長期間に亘りますと、一過性の症状だけではなく、栄養不足から三半規管が器質的に部分老化に陥ることも有り得ます。
その他、睡眠不足や食事の仕方など、体調に左右されることを考えますと、骨格の歪みを強く持っている方々は、様々な神経環境の不都合を既に持ち合わせていますから、乗り物酔いに拍車を掛けていることでしょうね。

乗り物酔いへの克服方法として、前述の「同じ乗り物に繰り返し乗ると・・・」というよりも手軽なことがあります。
ブランコやでんぐり返し、(安全な場所で)その場でくるくる回る、遊園地でメリーゴーランドやコーヒーカップに乗る(無理の無い方は)、など日常生活で非日常的な動きを続けていると、克服しやすくなるそうです。特にお子さんには効果が高いですよ。

あとは、カイロで骨格矯正ですねぇ。
頼りにしてくださぁ~い。


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今年の一番
先日、BAR・Elmarにて、ちょっと前の新着、協会モノの “マノックモア15年”を頂いてきたのですが、この美味いこと!
蜂蜜のような甘さとクリーミー、と称されるエドラダワーを凌ぐほどの、癒し系スペイサイドモルトでした。

でね、探してみました。
協会モノ(シングルモルト・ウィスキー・ソサイアティー)は、協会員しか買えませんのでオフィシャルを始めとしたその他をいろいろと。

そして本日、『お酒の大型専門店 河内屋』から届きました。
Mackillop's Choice SINGLE CASK "MANNOCHMORE" CASK STRENGTH 60.7% vol

まず感じるのは、カルダモンのような爽やかな甘みと酸味を含んだ香り、そしてバニラ、オレンジ、ショコラの程よく混ざったほの甘~い香り、少しのグリーンペッパーの風味に似た刺激臭、口に含むと 蜂蜜のような甘みと酸味が舌の中央から脇へと広がってゆき、甘みの後に美味しい苦味が程よく残ります。そして時間を置いて鼻に抜ける煩わしくなく丁度良い樽香とピート香(ほとんど無いに等しいが)、そしてバターのようなまったりとしたノド越し、でもフィニッシュは中程度の長さで長すぎず、ただただ美味しい蜂蜜の残り味が漂うだけ。

スペイサイドにはマッカランやクライゲラヒ、バルベニー、アベラワーと好きなモルトが多数有りますが、これは群を抜いてますねぇ。


マノックモア

協会モノとの差は、甘さの深みと広がりが少し物足りない感じなのと、フィニッシュにほんの少しだけですが、粉っぽさのような異物感を感じることでしょうか。
ただ、甘さの強さと言う意味では、本日購入のマキロップチョイスが幾分勝っているように思います。
双方に共通なのは、それぞれ57.1%(協会)60.7%(マキロップ)とカスク特有の度数の高さを感じさせないノド越しの良さとアルコール臭に負けない素材のフレーバーでしょう。
ただ、このフレーバーに関しては、僕の個性として強いアルコールにみょうに強いので、同じような個性を持ち合わせている人でなければ、アルコールが飛ぶまでは愉しめないかもしれませんけど。
・・・・エルマーでスピリタス(96%のウォッカ)を「甘くて美味い!」と言って楽しく飲んでいるのは僕くらいとのことでして・・・・

それにしても、マノックモア恐るべし。




ネコがすき!
以前から気にしていたレオナール・フジタ展(藤田嗣治)に行ってきました。
絵画あり、オブジェあり、ステンドグラスあり、焼き物(陶器)あり、アクセサリーあり、版画あり、他いろいろあり、で凄かった~
今まで、あちこちの展覧会にて藤田嗣治の作品を観てきましたが、ここまで多才・多彩な方だとは知りませんでした。
しかも、宗教画も沢山描いてます。
藤田嗣治=レオナール・フジタに至った経緯もこのあたりに有りました。
カタカナ名は、キリスト教のクリスチャンネームだそうです。

Wikipediaによりますと・・・・・・

1955年にフランス国籍を取得(その後日本国籍を抹消)、1957年フランス政府からはレジオン・ドヌール勲章シュバリエ章を贈られ、1959年にはカトリックの洗礼を受けてレオナール・フジタとなった。

とのことです。
展覧会の注釈によりますと、フジタがカソリックに宗旨替えし洗礼を受ける際には、フランス中のメディアが報道したくらいに注目されたとのことです。
まさしく、フランスで最も有名な日本人画家としてのエピソードですね。

以前にも藤田嗣治展で観て来ていますが、作風の変わりようの凄さも愉しめましたねぇ~。
モリディアーニのような作風の女性画が有るなぁと思っていたら、当のモリディアーニが藤田の人物画を描いていました。
モリディアーニとフジタは、戦争中に一緒に疎開するくらいに仲が良かったのだそうですよ。
ユトリロのようなパリの街並みも描いていますし、日本画の班猫さながらの猫達も多数あり、ミケランジェロを凌ぐような大作あり、独特の人物をキューピー人形のようにデフォルメした作品あり。
絵だけみても多種多様に楽しめました。
最初から最後まで彼の画風に共通しているのは、すべて輪郭線がきっちりしていること。
この時代だと、印象派の終わりかけのころですから、線で輪郭を縁取るような画法は稀少で、彼の画法は日本画と洋画の融合のような感じですね。
もちろん、奇跡の乳白色も、もう これでもか!というくらいに存分に愉しめます。

それにしても、彼は猫が大好きだったのですねぇ。
残念ながら、カードにはなっていませんでしたが、絵巻様の猫だらけの大作も掛けられていて、以前

サントリー美術館で拝見してきた鳥獣戯画展の猫版って感じでした。猫がひたすら可愛かったです。

レオナール・フジタ2

画像は、本日購入してきた展覧会のカード各種です。
彼は、自宅のあちこちを写真に収めていて、ここに写っているのは画家のキッチンです。
小じんまりとしていますが、使いやすそうですねぇ。
もしかすると・・・・
料理もお上手だったのかも?!