柴田カイロ 院長のひとりごと
診療に関係有ること無いこと、日々綴ってまいります。 傾向としては、食いしん坊日記?(笑) 柴田カイロのHPともども可愛がってやってくださぁ~い。
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空飛ぶタイヤ 観てきました!
三菱自動車リコール隠し事件をモデルとした、池井戸潤の経済小説が原作です。

監督:本木克英   脚本:林民夫   原作:池井戸潤「空飛ぶタイヤ」

赤松徳郎 - 長瀬智也(主演:赤松運送社長)
赤松史絵 - 深田恭子(赤松徳郎の妻)
門田駿一 - 阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)(赤松運送整備士)
宮代直吉 - 笹野高史(赤松運送専務)

沢田悠太 -狩野威 - 岸部一徳(ホープ自動車常務・リコール隠しの親玉)

ディーン・フジオカ(ホープ自動車販売部課長・リコール隠しを暴く)
小牧重道 - ムロツヨシ(ホープ自動車車両製造部課長・リコール隠しを暴く手伝い)

井崎一亮 - 高橋一生(ホープ銀行本店営業部融資課・ホープ自動車融資担当)

高幡真治 - 寺脇康文(神奈川県警江北警察署刑事)
榎本優子 - 小池栄子(週刊潮流記者・リコール隠しの証拠らしきものを赤松に提供)

このほかにも、多数の俳優・女優さんが出て来て、出演者だけでもとても楽しめます。
主演の長瀬くんをはじめ演者がみな上手で、その場に居合わせたかのようなヒリヒリとした緊張感がたまりません。
WOWOWでTVドラマにもなってたんですねぇ。
我が家はWOWOWは視聴していないので知りませんでした。
原作本も読んでいなかったので、内容もフレッシュで良い意味で映画として楽しめました。

三菱自動車(三菱ふそう)の過去のリコール隠しがモデルになっていますが、現実に起こった事故・事件でしたから、脚色されているとはいえ「本当にこんな風だったのかもしれない・・・」と思わせられるようなリアル感もふんだんです。
運送会社の整備不良による 事故 なのか?
それとも、自動車会社によるリコール隠しの 事件 なのか?
事故の被害者家族も、事故当時者の赤松運送も、リコールを覆い隠したい自動車メーカーも、様々な角度から翻弄されます。
果たして中小企業に属する赤松運送は、事故ではなく事件として立証し会社を立て直すことができるのか?

ドキュメントに近いヒューマンドラマですね。
大企業に内部告発などの自浄作用は果たして本当に存在するのか?それとも隠蔽か?
被害者家族の切実な訴え、不良車両がもたらす中小運送会社の葛藤、もう、見どころ満載な秀作です。

是非、映画館の大スクリーンで観てみてくださいね。


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羊と鋼の森 観てきました。
監督 橋本光二郎
脚本 金子ありさ
原作 宮下奈都『羊と鋼の森』(本屋大賞受賞作品)

外村直樹 - 山﨑賢人(林業の稼業下に生まれ、山に育った 新人調律師)
柳伸二 - 鈴木亮平(外村の先輩)
板鳥宗一郎 - 三浦友和(外村の上司でコンサートチューナー 進路を決めかねていた外村の調律師を目指す切っ掛けにも!)
佐倉和音 - 上白石萌音 佐倉由仁 - 上白石萌歌 (ピアニストの姉と妹役の、本当の姉妹女優ですね。外村を育てます)
北川みずき - 堀内敬子(江藤楽器の事務員のおばちゃん)
濱野絵里 - 仲里依紗(柳の彼女で、婚約者)
外村キヨ - 吉行和子(直樹の祖母)

外村直樹(山崎賢人)がピアノ調律師として就職した江藤楽器(たぶん北海道旭川市)を中心に進むヒューマンドラマです。
僕が注目したのは、ピアノの調律師というとても繊細な職人技をいったい映像でどう伝えるのか?ということでした。
言葉は知ってはいても、実際のピアノの調律自体は具体的にはまったく不明で、このピアノ調律自体がとても興味深い事柄でもありました。

まず驚いたのは、このタイトルにも入っている羊です。
僕は具体的に生きた羊が絡んでいると思い込んでいました。
鋼も、まさかピアノ線だとは思っていませんでした。
実は本が出た時に、タイトルだけを見て「なんだかグロそうなタイトルだなぁ・・・」と勝手に思っていました。
そんなわけですから、当然 羊 もピアノに関わることになります。
ピアノに詳しい方は、僕のような勘違いはせず、ピアノの部品と森って? というようなイメージを浮かべていたことでしょうね。
本の時点でこういうイメージだったら、まず本を読んだんですけどねぇ~

とはい、今回は原作を読まずに映画を観ましたから、ある意味映画そのものを純粋に楽しむことが出来ました。
この映画は、まずピアノが好きな方にはたまらないと思います。
ピアノを弾く方も、音楽として聴くことが好きな方も、楽器として興味がある方も、みんなみんな楽しめますよ。
調律という視点の違う方向からピアノを捉えている映画で、調律師からも調律される側(ピアニスト)からも、見所が満載です。

主人公の外村が歩む道筋は甘くは有りません。
初心者ならではの落とし穴にもはまり、初心者ならではの青臭い気持ちに捕らわれてしまいます。
それでも周りの暖かな人達や、守りたいことや責任を果たしたい人達をしっかりと思いやることで成長し続けることができます。

佐倉姉妹との関わりもとても素敵です。
最初は外村が鍛えられます。
初心者の陥る落とし穴は、僕にとっても感情移入がたまりません。
いろんな葛藤や苦しみを山崎君はとっても上手に外村を演じています。
ほんの少しの演技で、スクリーンに釘付けにしてしまいます。

佐倉姉妹を演じる上白石姉妹の演技もなかなかですよ。
ふたりとも演技も上手ですが、目を見張るのはそのピアノの演奏です。
それぞれが特徴のある演奏を早々に披露し目を見張りましたが、続く連弾での見事なこと。
その後も最後のシーンまで姉妹がそれぞれに演奏のシーンに臨みますが、有無を言わさぬ見事な演奏でした。
他にもいろいろな出演者がピアノを演奏するのですが、調律の良し悪しを試しながらの演奏など普段ではまず見られないような演奏シーンが満載で、ピアノの演奏だけでも楽しめます。

ちょっと物足らなかったのは、外村と佐倉姉との関係でしょうか。
てっきり恋愛感情が発展するかと思いきや、ピアニストと調律師の関係で幕を下ろしてしまいました。
まだ若い二人ですから、もしかしたら続編なんてあるのかなぁ~

見所いっぱいの秀作です。

万引き家族 観てきましたよ
第71回カンヌ国際映画祭、最高賞のパルム・ドールを獲得した作品が先行上演されました!

監督・脚本・編集 - 是枝裕和

柴田治:リリー・フランキー (この家族の 自称 父)
柴田信代:安藤サクラ (治の妻で、この家族の 自称 母)
柴田初枝:樹木希林 (この家族の 自称 祖母)
柴田亜紀:松岡茉優 (ラスト近くまで関係が判らない 自称-他称?- 長女)
柴田祥太:城桧吏 (この家族の 自称 長男 第2子)
ゆり:佐々木みゆ (最後にこの家族に加わった 6番目の家族 末娘)
柴田譲:緒形直人 (祖母の離縁した元夫の後妻の子)
柴田葉子:森口瑤子 (後妻の子の妻)
川戸頼次:柄本明 (駄菓子屋 やまとや 店主)
4番さん:池松壮亮 (亜紀が共感してしまう JKビジネスの風俗店の客)

これは、実話を元に是枝監督が10年を掛けてひねり出した作品だそうです。
妙にリアルに感じたのは、実話が元だったからかもしれません。
観ていると「こんな犯罪あったよなぁ~」ってことがいくつか出てきます。

この映画は、観る側の想像を引き出すことが上手にできています。
全てを語らず映さず、どうなるのだ?どうなったのだ?どうしてだ? という解釈を観るものにゆだねます。
あなたがどんな解釈をするかは、あなた次第。

それにしても、演者が上手ですねぇ~
特にお父ちゃんお母ちゃん役の二人は、もう本当にこんな人だろう!って思うくらい。
子役も上手。
特に6番目の末娘は、セリフらしいセリフが無いのに、その表情や仕草で抜群な表現力です。
松岡茉優のファンが観たら、卒倒するのか?ほくそ笑むのか?
なんだか、いろんな楽しみ方もあったりして、本筋以外にも楽しめたりもします。

終盤の、シーンの切り替えかたなんかは秀逸ですね。
そこに 自称・家族 達の本音が見え隠れしてたりと、次々変わるシーンに心は揺れまくりです。

良い人達なのか、悪い人達なのか、やって良いことなのか、悪いことなのか、観ているうちに気持ちが振り回されてしまいます。
成り行きに流されるのも人生なら、きっかけに人としての尊厳を取り戻すのも人生。
この映画には、出演者の数だけ人生が試され語られているように思えます。

最初から予告通りの万引き家族からのシーンで、しかも少女誘拐?も直ぐに引き続きで描かれている物ですから、正直びっくりさせられます。
実は、いきなりストーリーのピークを観せててたわけじゃあ無かったんだな。

ストーリーの性質上、観終わって清々しさはまったく有りませんが、不思議な充実感に満たされます。
寄せ集め家族というのは、見ようによっては移民文化のヨーロッパにも当てはまるのかもしれませんね。
もしかしたら、日本人よりも共感できる内容が多いのかもしれません。

とにかく、秀作です。
是非、映画館の大スクリーンで!

恋は雨上がりのように 観てきました。
監督:永井聡  脚本: 坂口理子  原作:眉月じゅん『恋は雨上がりのように』

主演: 橘あきら - 小松菜奈(アキレス腱断裂から立ち直れないランナー)  
近藤正己 - 大泉洋(あきらのバイト先の店長・物書き志望)

共演: 喜屋武はるか - 清野菜名(あきらの所属する陸上部のキャプテン・あきらの復帰を心待ちにしている)
     加瀬亮介 - 磯村勇(あきらのバイト先の先輩・あきらが好みで、ちょっとチョッカイをだしてる)
     吉澤タカシ - 葉山奨之(あきらの同級生で、バイト仲間。あきらが好き!)
     西田ユイ - 松本穂香(あきらのバイト仲間、最初はちょっとあきらを煙たがってる)
     倉田みずき - 山本舞香(あきらを尊敬し目標にして頑張ってきた他校の後輩アスリート。この娘もアキレスけん断裂経験)
     久保 - 濱田マリ(正巳の店の職員。いわゆるお局様だが、ちょっと店長を理解している)
     九条ちひろ - 戸次重幸(正巳の旧友で物書き。正巳がコンプレックスを持っていて疎遠に成っていた)
     橘ともよ - 吉田羊(あきらの母。娘心の判る母!)

この映画は、凄いよ。
感情移入してしまうシーンが満載です。
どこもかしこも涙を流さずにはいられません。
予告を観ていた時には、面白おかしい展開の笑えるドラマ化と思っていました。
これは、まずキャストが良いですねぇ~
原作の漫画は読んではいないので、原作に忠実化は判りませんが、映画では本当にドンピシャ。
この人だからこんなことを言うのだな、この人がこんなことを言うか?するか?できるか?やろう!がんばろう!
どのシーンもキャストの雰囲気・演技がとてもキャラにぴったりで、どの演者も凄かった。
主演の二人だけではなく、共演した皆がみな、本当に良い味をだしていました。

九条ちひろが最後に言う一言が滲みたなぁ~
正巳が、僕は本に未練が・・・・
というと、九条が
「それは未練じゃなくて執着だ」
執着と言うのは諦めずに前を向いて頑張り続けることだ!
というようなセリフを言います。

あきらの純粋な想い。
正巳の地に足を付けた気持ち。
キャプテンや後輩たちのカムバックを望む清々しいばかりの熱い思い。
友を想う優しい気持ち。
仲間を陰から見守る優しさ。

どの世代のどの環境に居る人達でも、この映画は映画館へ足を運ぶだけの価値が在ります。
まだロードショーが掛かったばかりですから、みなさんも是非!



妻よ薔薇のように 家族はつらいよ 3
監督 - 山田洋次

出演-(1~3のレギュラー)
平田周造 - 橋爪功
平田富子(周造の妻) - 吉行和子
平田幸之助(周造・富子の長男) - 西村雅彦
平田史枝(幸之助の妻) - 夏川結衣
金井成子(周造・富子の長女) - 中嶋朋子
金井泰蔵(成子の夫) - 林家正蔵
平田庄太(周造・富子の二男) - 妻夫木聡
間宮憲子(庄太の恋人→妻〈第2作から〉) - 蒼井優
平田謙一(幸之助の長男) - 中村鷹之資
平田信介(幸之助の二男) - 丸山歩夢
鰻屋 - 徳永ゆうき
かよ(周造行きつけ酒屋のおかみ) - 風吹ジュン

出演-(3のゲスト出演)
平田周蔵の幼馴染のリタイヤした医者-小林稔侍
タクシー運転手-笑福亭鶴瓶


手放しで面白い作品です。
何でもない日常をこれでもか!というくらいに面白く脚色してくれています。
役者がそれぞれ、見た目と演技がとても釣り合っていてこれも何とも楽しいんです。
そして、番外で面白いのが小林稔侍さんの役どころです。
2では死んでしまう幼馴染の丸太役ですが、今回は幼馴染の医者の役ですよ。
オープニングの出演者の字幕を読んでいて妻がビックリしていました。

今回は、なんと長男・幸之助の妻が家で!
いったい何があったのか?
心配と家事労働のてんやわんやで、家族全員が振り回されて眼が廻ってしまいます。
そして、その妻の留守中に、なんと火事が!!!!!
いったいどうなる? 辛い家族たちよ!

山田洋二監督ならではの人間同士の暖かさやぬくもりなど、人として というのをとても良く考えさせられる良作です。
寅さん無き後の、嬉しく面白い連作になることでしょう。
この作品ね、大抵の方が最後の最後は笑いが涙に変わると思いますよ。

頑固ジジイや頑固おやじが居る家族の方たちは、是非劇場の大画面で感情移入してくださいね。
ストレス発散にとってもお勧めです。